2011-01-01から1年間の記事一覧

新年です・・・。

一人炬燵で日記を綴っています 猫は隣りで 眠っています 連れ合いは 隣りの部屋で やっぱり眠っています 静かな部屋・・ テレビもない ラジオも消えている静かな部屋です 静けさが 耳にはりついてくるような感覚を味わっています 静けさは 大好きな空間です …

クリスマスの夜

こういう日に 娘と息子と二人の声を 電話の向こうに聞きました今夜はクリスマス主イエスの生誕の日いつもどこか 嵐のような人生だったけれどどうしてこうも 充足していたのかって不思議になるほど 私は 心から 深い思いの中で家族を愛し なんだか精いっぱい…

寒い…

寒い家には なれっちゃっていますが 今夜は あんまりかなって思わないでもありません それでも 私は家の中にいて こんな日に 帰る家がなくて 野外で過ごしている人がいるだろうと思うと 見も知らぬその人を 思ってしまいます 私の生き方は 本当に何にも力な…

寒い朝に

60歳になりました でも もう歳は忘れてしまいました 歳について思っているような 心の余裕がなかったのかもしれません そんな私が 自分の歴史を思いました いったい 何をして どうしてこうして生きているのかしらって わかりません もう確かなことは ふり返…

うす暗い空・・・・・

遅く起きました 昨夜が遅かったので 目が腐ってしまうほど眠りました それから必要な買い物をして それから昼ご飯を作って それから夕方のお弁当を作って それから出かける支度です 空はうす暗く 冬の日がやってきたようでです おいしそうじゃないご飯を食べ…

喜びが ほしい・・・・

ほんのひとときでいい 開け行く大空のような心を持ちたい ほんのひとときでいいから 思いがかなって 大事な人たちが 喜んで生きている姿を 見たいと思う いやいや こま切れでもいいのだけれど 喜びの空気が 私の周りを満たしてくれますように とぎれとぎれに…

疲れて帰宅・・・・

やっと働いてお金をもらって 一カ月 我が家は その給料で生きていく その一カ月は 決して再び戻らない日々のこと その一カ月に たくさんのものを失い その一カ月に たくさんのものを得る 若くても 歳をとっていても 命の終わりに 近づいて行く時間 私は でも…

週末を迎えて・・・

雨になりました 夜からです でも なんとなく心が軽いのは 私自身が 勉強することに燃えているからです なんだか 面白くて 面白くて 仕方がないから そのことが仕事にも大きな影響を与えています でもそれは 当然のことで 私の仕事は 勉強は楽しいのだと 毎日…

痛い・・・

土曜の昼ごろに転んで からだの左半分を打撲です 痛い 昨日の夜くらいから 痛いのです 思えば 打撲というのは 痛みは後からでした さあ でも打撲しても生きていることは これは ほんのちょっとした偶然だって思っています あの三月の東北の大地震と大津波の…

今日一日が終わった・・・・

私の一生の ほんの一時の 今日一日の その重さを考える でも 同じ日 私が見えないところで 悲惨なことは次々に起こっているはずで 命の重さを 同じように持っている人々が 踏みつけられたり 蹴落とされたり・・・ 10人の人がいたら 10人すべての幸福が実現出…

ころびました・・・・

K君と二人で久しぶりに冬の海辺に行きました そこは昔 その島の女たちが 海外に出て行った浜辺だと聞いています 海外に出稼ぎに行った女たちが 故郷を離れて さびしさを胸に抱えて 陸地を後にしたというその浜へ 二人で 久し振りに行ったのです さて 海岸へ…

一つの政治家像・・・・

「はっきりしていていい」 「いうことを率直に言うから歓迎」 「何言ってるか分からない政治家より明確な態度がいい」 こういう評価から たぶん石原都知事が生まれ このたびは大阪府知事から大阪市長に転身した橋下氏が 政治権力を握っていく わかりやすいす…

「文字を持つ」

「文字を持つ」というと 語呂が悪いような気がするけれど 「言葉を持っている」とか「文字を持っている」 とはいうから やっぱり 「文字を持つ」でもいいと思う。 今から900年昔 鴨長明は『方丈記』を書いた。 建暦2年(1212年)に60歳でこの本を…

泣く・・・

車の中で 思い切り泣く雨模様の 両側に深々とした木々を見ながらたっぷりとした原生林の深緑の道生きていることが 悲しくなって毎日暮らしていることが きつくなってなんだか オイオイと泣いてしまった突然疾風が襲って私のからだが巻き込まれ空に吹きあげられて…

週末の朝 体も心もずしんと重い 明け方から 強風で 窓ガラスが音を立てた ガタガタいって 今にも 壊れそう・・・ だから 眠れなかった ああ でも 古い家の 時の流れの中に 私の人生があったというだけのことか「夜明け」という言葉が ふっと 思い出された 「…

帰ろう・・・東京へ

そんな衝動に駆られている この南の島ではなく 仕事もない 明日の糧の見込みもない 君と出会った あの東京へ戻って 目に見えるような 反原発の戦いの中に 身を投じたい・・・ 三日も生きられない現金しかなくても 君と二人で 大勢の人たちと一緒に この国の …

幻想・・・

3月に起こった大地震と大津波 その上 福島原発は事故を起こし 日本も 世界も放射能汚染にさらされている それなのに 相変わらずの「幻想」 人生設計をたてること それから 何よりも正社員になること 正社員になれば 国保ではないから もらった給料から 保険…

いくつもの形がある・・・・

笑わない子 こちらの 目を見ない子 そんなとき 目が笑っていない子 目に化粧をして まつ毛をつけて 瞼のところを 黒々と塗って やっぱり 表情を変えない子 笑うことを 忘れたのかもしれない むしろ 瞳の奥では 怒っているようにも見える こういう子どもたち…

これは日本の特質か・・・。

福島原発の事故によって 世界は変わってしまったのですと 言い続けている人がいます おそらく日本で今 誰よりも信頼されている学者 小出裕章さん 原子力に夢を託して進んだ原子力工学の道 でもその直後から 原子力の危険性を訴え続けて40年間を歩んでいます …

自分を見つめる

あいからず 食欲がなくて 茶碗半分以下のご飯を食べると もう 十分だって思っているこのごろ 「なぜ 食べるのかな」って 思ったりした もちろん エネルギーが切れてしまうから だから 食べるのだけれど ふっと 大事な人のために 食べているんじゃないのかっ…

わたしがふっといなくなったら・・・・

みんなが困るから・・・と 女たちは そう言って 今日を生きているのです なんて かわいい言葉 なんて さびしく 悲しい言葉でしょうか いなくなってしまいたいのです 自分の肩の荷物を 背負ってもらおうにも もらえなければ いなくなってしまいたいのです で…

おいしいもの みつかれ・・・・

あいかわらず食欲がありません ついこの月初め K君と一緒に外に出て 色々な人と出会ったあの時 二人は いつもより おいしいものをいただきました それなのに またです おいしいものがみつからないのです あいかわらず一晩中 寝たり起きたりのK君は 朝にな…

悲しくなって・・・・

しばらくぶりのことでした いえ ついこの間のような気もしています わたしの人生は 喜びの中に悲しみがあって 悲しみの中に 喜びがあるというような ありきたりのそれではないように思います 悲しくて 悲しくて その悲しみの分だけ ほんのつかのま 笑い合っ…

呼び声・・・・

呼び声がするのです きっとそうです それは 確実にその人の耳に届き 耳をふさごうにも聞こえてしまうのです その声がすると この地の 今を生きることができず その声に耳を傾け 次々に 求められるままに その声のほうに歩いてゆこうとするのかもしれません …

今夜はもう、夜が更けたので・・・・

2011年の今に生きているわたしたちは やっぱり間違っていたのだと思います 昔の人が何を語ったのか 何を書き遺したのか わたしたちは あまりにもしらなすぎました そのとき なんていったのかと もっと 近づいて行かなくてはいけなかったと思います 「学問」…

『大鏡』の始まりは・・・・・

雲林院という寺に 極楽浄土を願う人々が集まります。 今日は その為に菩提講という集まりがある日。 その場には 周りの人から見れば とてつもなく年をとった 二人の老人と 一人の老婆が同じ場所に座っていました。 彼らは偶然会ったということになっています…

からだとこころ

人は今日一日 何が待っているのかわかりません だから せめて その無事なひと時に 愛し合い 笑い合い 怒り合って 一緒に生きていきましょう 生きてゆくことの大変さが わかればわかるほど その幸福なひと時が大切に思えます こんなことを わたしは20歳のころ…

荒涼とした思い・・・

空は曇っています 気温は 季節の割には寒くありません 起きたのは朝の10時 冷蔵庫を開けると空っぽでした 小さな片手鍋には チキンラーメンが残っていました 耳がジーンとします 心が カラカラな感じがして・・・ こういうときは いつも ジーンとする音を聞…

季節にしては あったかくて それが風邪の原因になって 今日は だるくて頭が痛いのです でも 仕事には行って 途中から 少し元気になりました さらに 今夜は講演会で その話が なかなかおもしろかったのです だから 今日はとりあえず良い日だったと記録するこ…

朗読ライブ 決行

今夜 決めました 12月18日 夜7時半から 朗読ライブを決行です 『方丈記』の朗読です 文語の朗読は 7年くらい前に一度やりました 同じ『方丈記』です あれから ずいぶん時間が経って からだの中に ぶすぶすとくすぶっている 「火」みたいなものが なんとなく…