2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自由民権運

「自由民権運動」について2000字でレポートを書かなくてはならない。 12月くらいから、いろいろ調べていた。 忙しかったこともあって、あまり身になっていないが、面白い。 一冊、二冊、三冊と、同じテーマで読む本が増えると、 「ああ、これはあのことだ」…

人間の尊厳

「尊厳」という言葉を、広辞苑では「尊く厳かで、おかしがたいこと。」と説明している。他の国語辞典を引いてみると、「侵すべからざる権威と、他の何ものをもっても代えることのできない存在理由」という説明である。 要するに「尊厳」とは「尊く」、「厳か…

壁に耳あり、障子に目あり

自分が今、どんな国に暮らしているのかということが まだ、どこかはっきりとはつかめていない。 多くの国民が、そういう状況にあるのではないかと思っている。 今自分が、毎日緊張して生きているわけでもないし、 安倍首相が、いい加減なことばかり喋ってい…

3月が終わる

昨日、一年間勤めた県立高校での非常勤講師の 最後の最後のセレモニー「退任式」が終了した。 場所は、その学校の体育館。どこの学校でもやるはずの ほとんど同じ形式で、壇上に十数人の退任者が並び、 一人一人が紹介され、そして、最後に一人一人が 自分の…

一区切り

9年半ぶりに、公立高校の「臨時採用」路線から離脱した。 私の年齢の高さもあるし、何かあれば批判も辞さない 私のめんどくさい言動も、人事権を持つ人々には、 いろいろ気づかれているのかもしれない。 それでも、他に糧が得られるのならば、「学校」から離…

読書記録 断章

『朝鮮王妃殺害と日本人 誰が仕組んで誰が実行したのか 』という書名の本。著者は金文子(キム・ムンジャ)という人。出版社は高文研。これは市立図書館で見つけて、昨日借りて読み始めた。 『東京裁判 上 大日本帝国の犯罪 検事篇』「東京裁判 下 勝者が敗…

元気のない休日

私の疲労は、その8割は精神的なもの。 残りの2割が、肉体疲労。 いや、9対1といった方がいい。 昨年の4月から始まった非常勤講師の生活が 昨日ですべて終わった。 そのことが、朝起きてから、いまだにボーとしている原因。 この不快さは、言葉にしようがな…

さあ、仕事

いよいよ、今日は最後の授業。 といっても、授業なんかしない。 なんか、とても複雑な思い。 一年が経って、生徒たちと一緒に勉強して、 ほんの少しでも、何かが生まれたかなと、 そんなことを、思ったりしている。 朝、一人で食事をしながら、 古ぼけた文庫…

明日が最後の授業

県立工業高校での、一年間の非常勤講師がやがて終わる。 辞令は3月29日までだが、最後の授業は明日だ。 昨年の4月から、目の前には120名、いや実際は、 週一時間だけ担当した一クラス28名がいたので、 およそ150名の生徒たちと、一緒に勉強した。 新年度が、…

モンテーニュ 感動した冒頭部分

人間は、(古代ギリシアの格言がいっているとおり、)ものごとそれ自体によってではなく、かれらがそれについていだいているところの考えによって苦しめられている。 もしこの説をどんな場合にも真実であると証明することができるならば、我々人間の境遇を慰…

いい天気

少し、雲がかかっていても、太陽がさして、キラキラしていると、 「よかった」と思う。 一日、一日、何とか命をつなげるというのは、 つくづく、ありがたいことだと思う。 春は、命が揺らぐ季節。 これまでも、いく人もの大切な人が死んでいった。 そういう…

散歩

カメラをぶらぶら、首に下げて散歩する。 もう、何日目だろう。 家の近所なので、結局、同じ道を往復する。 なんにも、特別なものがない道。 でも、季節の気配は、あちらこちらにある。 一本道

乳癌

最初に乳がんになったのは、今から27年前である。連れ合いの生まれ故郷に家族で引っ越してきてすぐのことであった。腫瘍の大きさが、どれくらいだったか、もう覚えていないけれど、まだ初期のものだった。 それから9年経って二度目の乳がんになった。最初…

昭和天皇

ハーバート・ビックスが書いた『昭和天皇』の上下巻を買って読んだのは、もうずいぶん前のことだ。この二冊の本は、吉田裕さんの監修で、講談社が出版していた。その少し前に、原作者が書き上げた英語版の広告が、何かに載っていて、英語などほとんど読めな…

人間とは何か・・・

人間て、何者? 結局は、そういう問いの答えを探しながら、人間は生きていると思う。 ほんのちょっとした傷を負っても、ひりひりと痛みがあるし、 わずかでも、赤い血が、トクトクと流れたりする。 自分の肉体を、自分で感じながら、 人間は、ずいぶん華奢な…

本を借りてきた・・・

山の中に住んでいるから、街に出るときは 「えいやっ」と、心の中で掛け声をかける。 そうしないと、一日引きこもってしまうことがよくあるのだ。 今日の外出の目的は、車にガソリンを入れること。 それから、市立図書館に行って、本を返すこと。 いつものよ…

つぶやく

春の気配が、一段と強まった。 頭の中と、心の中が、ぐるぐる回る。 毎年のことだけれど、精神が、ぐらぐら揺れている。 もういい加減解放されたい。 いったいいつまで、こんな状態なんだろう。 季節を敏感に受け止めて、暮らしを敏感に受け止めて、 社会を…

楽しい・・・

楽しい人生で終わろう。 楽しく働き、楽しく語ろう。 そうすることが、きっと、生きることに力を与えてくれる。 絶望的なってしまう日本の状況を目前にしているから いっそう元気にならないと、つぶれてしまいそうになる。 昨日は、夕方から体調を崩していた…

怒り、そして苛立ち

ほんとうはもう、日本全国の家々から、怒りに満ち満ちた人々が飛び出してきて、 歩いて歩いて、東京に向かい、国会にたどり着き、 あの議事堂を人間の鎖で何十にも、ぐるぐる巻きにして 国民と、この国に暮らすすべての人々を、これ以上馬鹿にするなと 叫び…

老人の自覚

ある、ある、そんなものいくらだってある。 体調不良が、ずっと長引いたり、 人に合わせて、早いテンポで行動するのが嫌だったり、 相手と意見が合わなくなると、妥協など決してしないのに、 積極的に反論もせず、相手との距離を どんどん離して遠ざかって行…

不定愁訴

無我 何と言ったらいいのかわからないほど不快な状態が、 朝からずっと続いている。 毎年、春に向かう境目の季節には、同じ状態に陥っていた。 こんなにしんどかったかしらと思うほど、 全身を被うような倦怠感にぐったりしている。 そんな中で、連れ合いが…