少し、雲がかかっていても、太陽がさして、キラキラしていると、
「よかった」と思う。
一日、一日、何とか命をつなげるというのは、
つくづく、ありがたいことだと思う。
春は、命が揺らぐ季節。
これまでも、いく人もの大切な人が死んでいった。
そういう経験と認識を持ちながら、
この季節の危うさを、ゆっくり乗り切っていこう。
ああ、そうだ、揺らぐ命は人ばかりではなかった。
二年前の3月、病気で死んだ我が家の猫「与作」もいる。
一方で、いま私たちの傍で、のんきに暮らしている「ちびすけ」。
彼女も、気温の差が激しい春の日々に、少々まいっている様子だ。
「庭に、野イチゴの花が咲き始めたよ」と、
連れ合いが教えてくれたので、写真を撮ってみた。