2020-01-01から1年間の記事一覧

休日

休日は休みの日。 こんな当たり前なことが、どこか、よくわからないまま、 結構夢中で生きて来たかなと思っている。 いったい休むってどうすることなのだろう。 あるいは、ボーとするっていうのは、どんな感じなのかなあ。 近頃、こうした自問自答を、のべつ…

寒波

寒い、日本中が寒波に見舞われている。 私が住んでいる九州の天草でも、これまでになかったほど厳しい寒さだ。 今夜から明日にかけて雪が降り、道が凍ってしまったら、 明朝早く、老人介護施設へ働きに行く息子は、 仕事場まで無事に行けるだろうかと不安に…

女性蔑視

女性が人として扱われない。 そういう国に生きているのは、ずっと前から、もちろん分かってはいた。 女性は人なんだよ、馬鹿言ってるんじゃないよって、 老齢になるまで、私も叫ばなかったわけではない。 いや、叫び続けてきたと言ってもいい。 けれども、だ…

晩秋

色々なことがあって、心が不安定。 不安定というのは、心がふわふわしているような感じになること。 それは、結構気持ちが悪い感覚なので、あまり無理しない方がいい。 なぜそうなるかと言えば、 ひとえに、自分が生まれ育った国への絶望感。 もう、希望を見…

知性、そして怒り・・・

「肌感覚としての怒りを思い出せ」 その言葉が、ここ一月ほどの間 頭の中を、ぐるぐるめぐっている。 肌感覚としての怒りが、鈍っているということは わたしの感度そのものが鈍っているということ。 鈍った原因を考えてみると、 まず生活に追われ続けている…

瀧川事件 その2

こういう本こそを、時間をかけて、丁寧に創ろうとした人々に感謝。 ちなみに、瀧川事件のきっかけになったとされる瀧川幸辰教授の講演。 そこに登場するのがトルストイの『復活』。 上と下を共に借りて来たので、引き続き読むつもりです。 権力は、ともかく…

瀧川事件

菅政権が日本学術会議の人事に介入したことに抗議して、 文筆業の菅野完さんが、首相官邸近くの路上でハンストをしている。 ハンスト突入が10月1日だから、今これを書いている今日で17日になる。 そんな彼が、ハンスト突入直前に今から87年前の「瀧川事件」…

贈り物

飴色の、ちいさな形の良いカップを、K君が私のために買ってきてくれました。 あと一か月ほどでやって来る私の69歳の誕生日のプレゼントです。 このカップの、色とつや、そして形、そのすべてを、 きっと私が、喜ぶに違いないと確信して、買ってきてくれた…

言葉

生きるのは、相当に大変なこと。 だから、武器がいることだってあるし、 もちろん、そうでないことだってある。 私が生きていくのに必要な武器は「言葉」だ。 武器をさび付かせ、役立たずの状態にしないためには、 常日頃から、「言葉」を磨いておくことしか…

学ぶこと

私は勉強することが好きだ。 思いつくだけでも、歴史や文学、思想や哲学、理数系の分野に至るまで、 知らなかったことを、知った時の驚きのようなものは いつも私の心を、明るく楽しいものにしてくれる。 「そうだったのか。」「ああ、それはとてもよくわか…

落ち着かない心

ずっと、心が落ち着かなかった。 その理由は、わかっている。 とにかく、心がざわざわして集中力がない。 しばらくはどうしようもないから、 こういう状態にゆっくり付き合っていこうとは思っている。 誕生日が迫っているのだ。 また一つ年をとり、今さらな…

学校

学校に幻想を持ったことなど一回もなかった。 それでも、職業が教師だったから、 勉強することの面白さとか、 生きるってなかなか、捨てたもんじゃないとか、 自分が思っていたことを、 ぺちゃくちゃ、喋りながら、授業をやって来た。 それが、この二年近く…

週末は・・・

もともと季節の変わり目は、ダメだった。 二十代の頃からずっと、ともかく体調を崩すしかなかったのだ。 一昨日の金曜日は、帰宅して間もなく、具合が悪くなって、 布団に入ってからも、今夜中に救急車で搬送されるかもしれないなどと あらぬことを考えてい…

怖い

何が怖いって、自分の中の、どこか無感覚な精神の状況が怖い。 憲法違反など、日常茶飯事の政府のもとで、 この国の「劣化」に、怒りと悲しみで向き合ってきたのかと 自分に問いかけると、自信を持って肯定しえない自分がいるのだ。 いや、そんなことはない…

秋、深まる・・・

あとひと月もすると、69歳になる。 それはつまり、70歳になる前の最後の年を迎えるということ。 これにこだわりを持っていて、自問自答ばかりしていた日々が続いていた。 いったい、お前は何をしてきたのか?と・・・。 私だって、もちろん、いつか死ん…

眠る前に・・・

8月分の給料が振り込まれたのは9月7日。 その明細をもらったのが、今日10日。 その明細を見て悲しくなった。 報酬は68564円。 通勤費用は950円。 合計69514円が支給額。 さてここからだ。 所得税が1576円。 健康保険料が6094円。 …

残暑

室温はほぼ三十度。当然だけれども今日は暑い。 まだ八月の終わりだから、残暑の日がこれからまだまだありそうな気がする。 朝から全く家を出ないで、ぐずぐずしているのは、 外を歩いてダウンしそうな気がするからだ。 ところで昨日、安倍総理大臣が辞任の…

醜悪な国

連れ合いがダニに刺されて、顔をはらしたのは昨日の事だった。 そこで今日、かかりつけの医者に行って薬をもらってきた。 もう少し正確に言えば、連れ合いの顔の張れを見た私は、 当初、何かの毒虫にやられたのだろうと推測はしたが、 その犯人が「ダニ」だ…

夏の終わりに

起床は朝八時、今までになく涼しい。 起きてから朝食を食べ、それから身の回りをいろいろ片づけたりして、 まだ、二時間にもならないのだから、書くことも少ない。 二枚続きの網戸の向こうは緩やかな日の光で葉の緑色が優しい光を放っている。 日常の暮らし…

とりとめもなく その2

今日と明日の二日を終えると夏休みは終了。 夏休みといっても、私の場合は労働時間に制限があるので、 これ以上は働けないからねと言われたら、それに従うしかない。 その結果として、休日が続いているというのが実際のところだ。 振り返ってみると、夏休み…

日記

(紫式部日記) 1008(寛弘5)年秋から1010(寛弘7)年正月までの記録。 (和泉式部日記) 1003(長保5)年4月から1004年正月までの記録。 (更級日記) 1020(寛仁4)年9月から1058(康平1)年頃までの記憶を記述。 (蜻蛉…

とりとめもなく・・

実は、もう多くのことに自信がない。 コロナ、熱中症、安倍政権のデタラメぶりなど、 私に弱音を吐かせる要因は、いろいろある。 そうだ、老いていく自分、衰えていく体と、心もだ。 これについては、この国への深い絶望感が追い打ちをかけている。 人を人と…

生きている証

こうしてパソコンのキーを打ちながら、 これが生きている証となるかもしれない。 そんなことを思っている。 ところで、私の文章を時折りネットにあげながら、 いったいどれほどの人が、自分が2020年いっぱいを 生き抜くことができるか否かなどと考えているだ…

書くこと

疲れた頭で、それでも何か、書いてみようとパソコンに向かっている。 我が家に居ついてしまったノラ猫一家の、三か月も前の写真を張り付けて、 いろいろ振り返ってみるのもいい。 ノラ猫一家の母は「ミッケ」という名前。 その子は四匹、すべて男の子ばかり…

日本、九州、島々、

否でも何でも日本に生まれ、日本で育ち、今老年である。 仕事は週に29時間、公立高校で一人の生徒のサポーターをしている。 この仕事には、もちろん専門性が必要だと思うが、 どうやらそんなものはいらないらしい。 「・・・に理解のある方」が十分な条件。 …

ネットの中

パソコンを開けて、ネットにつなげて、そこで見るものは 目も覆うばかりの悲惨な日本の姿。 でも、これを悲惨だと思うか思わないかは分かれるところだろう。 馬鹿な国民め、破滅してしまえと思う。 でも、私も馬鹿な国民のひとりで、歴史の審判から逃れられ…

元気

元気出さなきゃ・・・これが私の気合の入れ方。 もうずっと永いこと、こう言いながら生きてきた。 元気がなくては生きられない。 だから、今日も、「元気出さなくちゃ」とつぶやく。

光は闇に勝つ

「光は闇に勝つ」という文言が、聖書のどこかに書いてあった。 聖書から遠ざかり、それがどこに書いてあったのかを忘れているが、 「光は闇に勝つ」という言葉が心に強く残る。 そういえば昨晩、本箱から聖書を見つけ出し、 「詩篇」のあたりを開いて読んで…

チビスケ・・・

我が家の大切な家族「チビスケ」が7月9日午後5時。病気で逝ってしまいましたよ。 もう体から力が抜けてしまい、ぼやっとしている私です。 うえの写真は多分、昨年の夏のものです。 この頃既に病気だったのに、気づいてやれませんでした。 大雨で、裏の畑に埋…

つぶやき 備忘録 メモ

定時制高校で、仕事を始めてから一か月半くらい。 夜仕事をすると、なかなか眠りにつけない。 それが朝の寝覚めに影響を与える。 ただ、睡眠不足になるというだけではなく、 いろいろ、奇妙な夢を見たりする。 昨夜は、布団に入るまで、司馬遷の『史記』を読…