寒い、日本中が寒波に見舞われている。
私が住んでいる九州の天草でも、これまでになかったほど厳しい寒さだ。
今夜から明日にかけて雪が降り、道が凍ってしまったら、
明朝早く、老人介護施設へ働きに行く息子は、
仕事場まで無事に行けるだろうかと不安になる。
その一方で、コロナウイルス感染症で病床で苦しむ人や、亡くなったりした人々、
さらに仕事を失って住む家を失ったり、食べるものが尽きてしまった人々が、
日本中に数えきれないほどいるのだと思うと、心が暗くなっていく。
今、日本列島を覆っている寒波は、コロナ禍で弱り切った人々を、
さらに追い詰めている。
そればかりか、何よりも私を不安にさせるのは、
この国に暮らしている人々を,
守ることができない日本政府の無能ぶりである。
こんな状況が続けば、私も私の家族も、
どこまで生き抜くことができるだろうかと、不安は尽きない。