2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ストーブが 音たてている夜更け

みんな 君が悪いなんて わかっていることです 毎日 毎日 働かないで 自分を 詩人だなんていってる君が 私の肩に 重くのしかかってきて しんどくなることも 度々のことだったのですそれでも 私は 君の傍らで 生き続けてきたのは いったい なぜだったのかしら…

寒い夜更けに思ったこと

もう何も考えず しっかりと目の前のことを見つめます 私の方こそ 目の前のことから目をそらせて 今日まで 生きてきてしまいました だから 今度こそは 黙々と 現実を越えていこうと思います そうすれば 他の人が追い詰められずにすむのです 他の人を不幸にし…

心に決めたこと

私はもう 暮らしのことで 喧嘩なんかしません 私はもう 先の見えない暮らしで 泣いたりなんかしません 私はもう 明るい方向に向かって 一緒に歩こうなんていいません 私はもう 黙って働きます 私はもう 悲しみたくないから 生きる術がない暮らしで 傷つけ合…

いろんな夢があった・・・

私だって いろんな夢がったノンフィクション作家になろうとしたし俳優になろうとしたし大学のもっと上に行って研究者になろうとしたしそういうのを 愛する人といればこそきっとできるって 親の心配をよそに無我夢中で 走り抜けてきたんだそうして 今 老人に…

話が通じていかないの・・・

生活って ご飯を食べることかな 生活って 酒を飲んで たばこを吸い 服を着て 家に暮らし 猫を飼い その猫に ご飯をやることかな でも 生活ってことが 話せないの 話しても 悲しそうに 顔をそ向けてしまうの でもね 今日の暮らしを 守るために いろんな人は …

話しかけたい

知ってましたか 絵がかけるんです その絵は いつも 目に特徴があって なんだか かわいい絵になってしまうんです 生きとし生けるものは みんなかわいいって その絵描きさんには 映るんですね かわいいって 最高の美徳 優しさが 最高の美徳だって 確か その絵…

女たちの道

どうして こんなにでこぼこしてるの どうして こんなに真っ暗やみなの あれこれ そんなことを思っていたら 生きているのが いやになってしまうから だから 女たちは明るい だから 女たちは強くなる でも いつまでも 火は燃えず それが また 女たちを悲しくさ…

男達は みんな帰ってくる 老いた父を気遣って 病床にいる父を想って 死んだ父の弔いのために 男立ちは 帰ってくる 汽車に乗り 船に乗って 昔 男達は 田舎で一生を過ごせるとは とうてい思えず 旅立つことが人生だと信じたまま 父と母のもとからでてゆき 都会…

(夢を語る)

こんな年になっても 夢を語ってもいいのかと 思わず 空を見上げて 神様に 聞いてみた もちろん 答えはあった どんどん やって 好きに語ってよし と 神様は 答えてくれた と思っているついこの間 年としては 老人になったけれど これまでの 道のりが まるで …

朝 思ったこと

もう いいかげん こうと信じてきたことを 疑わなくちゃね・・・・ いつまでも いつまでも 寝言のように 深く深く思いつめていて だから しんどくなるのだと やっぱり思って ネコを抱きました自分だけが良い子ではありません 思い込んでいたこともあるし 時代…

(久しぶり 一人部屋で)

ここしばらく 暖房費節約もあって 二人で 一部屋にいました それはそれで あったかい思いもしたけど 今日は 冷たい雨だったし どう生きようかって 問いかけにも 答えてもらえなかったから 一緒に 鍋をつついた後は 一人になって 原稿を打ち続けていました 全…

冷たい雨の日のこと

今日は仕事を休みました。 体がだるくて、心も落ち込んでいたから 風邪の症状を理由に 病院にも行き、 ほんの三十分ほどで 家に帰ってきたのでした。冷たい雨が降って 表は暗く 気温も低かったりするので 相変わらず 一部屋にこもって 二人でしばらくを過ご…

これから ランチ

いいから できることをしよう これはね 今 私が心に向かって 言い聞かせた言葉 いいから できることをしようって 時々 そんなふうにつぶやく ある時は 元気に 違う時は やっとの思いで でも 今日は 心満たされた あったかな思いで そんなふうにつぶやいてい…

独り言 また独り言

今日はやっぱり・・・・・ 昼食ではなく 独り言で腹をふくらませ 仕事に行くってことになりました 思いを 言葉にして その言葉から 新たな思いを引き出し その思いがまた言葉になり その言葉がまた新たな思いに連なり 私はやっぱり目の前の現実を ありのまま…

独り暮らしの学生のように・・・

今日の私は 朝も昼も食べずに チーズフランスを片手に持って 今 ちぎりちぎり 食べているのです それから あったかなミルクティーも作って それをまた がぶがぶと飲みながら パソコンに 心の中を打ち込んでいるのです 外は 冷たい雨 私は 炬燵に入って 一人…

さあさ 今日から仕事です

何もかもが嫌になってしまうなんて よくあることです それなのに 何で生きていけるのかって どうして 仕事にいこうなんて思うのかって そんなふうにできる 根っこの自分を 振り返ってみたりするのです わかりません・・・・ 今日の空はどんよりして 寒さが身…

夜更けに 独りで・・・

寝なくちゃいけないのに また また 夜更けです すっかり この時間が癖になって 朝起きは 三文の得なんていえなくなりました 独りきりで パソコンに向かって 言葉を・・言葉を・・ 軽やかに紡ぎだしていきます 悲しい思いも 軽やかに 寂しい思いも やっぱり軽…

なんてことないのに・・・

プチって切れました 意地悪い言葉遣いに すごく軽々と プチっと切れてしまいました なんてことないことを 重たくしゃべって 自分の悲しい気持ちを もっと悲しくしたりすることに 幾度も出合って 重たさも 悲しさも 私の心に伝染して 泣いたり 怒ったり そん…

「時間よ とまれ」って思わず言いたいのです もう 明日になってしまいました でも 今日、いけない昨日は 素敵な 時間の流れでした その流れの中で 大事な人と一緒に温泉に行き それから 二人で買い物をして 夜は 鍋を囲んで ゆったりと いい時間だったのです…

「今日一日のこと」

赤イカの子どもを 甘辛く煮付けてくれた弁当のおかず そんなのにブロッコリーなんかもあって 夕がたに 仕事の合間をぬって食べました いろんな子が次々とやってくる仕事場で 私は 今日も働きました いろんな髪型があって いろんな服装をしていて 恥ずかしそ…

「夜、やっぱり炬燵で・・・」

一つの部屋で 小さなストーブがあって その前に ネコが前足をそろえて座っていた 何も云わないで 静かに私の方を見つめているだけその隣りで わが連れ合いは パソコンを開き 気楽に 遊んだりしている カッチャ カッチャって 遊んだりしているそのそばで私は …

「独りで・・・」朝方 目が覚めたから 炬燵で眠る窮屈だったから 炬燵で眠った 手足を伸ばして 炬燵で眠ったネコがついてきて 炬燵の周りをうろうろしていた 私は独りで炬燵に眠った 肩がさむい さむいでもそのまま いつか 炬燵で眠ってしまった ネコはどこ…

独り言

「夢を語ると・・・」夢を語ると 大抵は悲しくなる それが小さな夢でも 大きな夢でも 語った途端に 道は閉じていたりする心から望んでいても 現実にはならないから 夢を語って そこに祈りをも込めて 言葉にするけど 大抵は悲しくなる思えば ずっと夢を語るこ…

戦争が引き続く・・・

戦争があっちでもこっちでもおこったりしている。 そうすると、 人々は、あっちでもこっちでも苦しめられ 兵隊として引き出されたり、物資の略奪にあったりして 散々な目に会う。 でも 権力は相手を征服しつくすまで決して争いの矛先を緩めることはない。 そ…

1421年というのは・・・・

2012年の今日から振り返ると、応永28年、つまり1421年は591年前ということになる。この時、世阿弥元清は59歳、『二曲三体人形図』を書いている。 昨夜、『二曲三体人形図』という題名の世阿弥の能芸論を、久々に読んだ。難しい。学生のころは、わかったのだ…