「夜、やっぱり炬燵で・・・」

一つの部屋で 小さなストーブがあって
その前に ネコが前足をそろえて座っていた
何も云わないで 静かに私の方を見つめているだけ

その隣りで わが連れ合いは
パソコンを開き 気楽に 遊んだりしている
カッチャ カッチャって 遊んだりしている

そのそばで私は やっぱり炬燵に入って
パソコンを パタパタと打っている
北風に窓ガラスがカタカタいう晩に

二人と一匹の姿を 絵に描いているような気持ちで
この部屋の景色を こうやって綴っている
このひと時を忘れないために 
一緒に生きている幸せをかみしめながら