2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

諦め

もう日本は、いろんなことが終わっているんじゃないかと思っています。 すべてが手遅れで、例えば、目の前の大勢の人の命が、 本当は生きていたはずなのに、実はもうとっくに、こと切れていたとか、 そういう状況を、自分がその渦中にいるにもかかわらず、 …

検査

今日は地元の病院に行って、腹部エコーと胸部レントゲン、そして尿検査の三つをやっ て来た。 4月の始めには予約をしていたので、躊躇うことなく、すんなりと行動に移すことがで きたが、これから後は今月23日には、膵臓に映し出された水疱のようなものを…

空想と現実

日本から出る。そういう選択を思った。 もういいんじゃないかなと思う。 日本国に暮らして68年か。その後熊本県天草に移住して29年。 今さら、どうにもなりはしない国。 目の前の悲劇的な状況をそのままとらえることが絶望的にできない国。 この国、この…

親子

我が家の庭を挟んで、建てられている古い大きな小屋。 我が家は借家なので、もちろん大家さんが建てたものですが、 その前で、親子の猫が朝ごはんです。 昨年の十月頃、一匹の三毛猫がやってきました。 もうその時は、お腹が大きかったと思います。 晩秋から…

生きること

コロナウィルス新型肺炎の感染が広がる中で, 人は、生きられるところまでしか生きられないと、 そんな当然のことを改めて思っている。 けれど、人一人が生きていることを、 別の誰かが、一方的に邪魔することを、決して赦してはいけない。 暴力的に、強い権…

歴史

結局、色々考えても「歴史」の重要性は揺るがないと思います。 人間は永い永い歴史を刻んできて、その時の経験から、 やっていいこと、やってはいけないこと、 是非やらなくてはいけないこと、 さらには、決してやってはいけないことなどを 学んできたはずで…

一日の始まり

昨日は、何とか生きられた。 だから、今日も生きていけるように願いながら、生きようと思う。 でも、自分だけのことを考えて、生きることはできない。 病気療養で入院中の連れ合いのために、 一日12時間も拘束されて働く息子のために、 親しい友人が、やはり…

非常事態

昨日まであった日常が、今日はないということを 自らが心底理解すること、さらに、 どうやって、わかりやすく他の人に、それを伝えることができるのか。 これは重要なテーマだ。 いつでもどこでも起こり得ること。 もちろんそうした変化が、昨日から今日へと…

昨日は4月8日

昨日はお釈迦様の誕生日、それから私の母が亡くなった日です。 いよいよ、4月が始まったと心の準備が整いました。 68歳にもなると、過去色々なことを経験して、 その時のことが鮮明によみがえってくるので、 確かに時間が流れているのだと確信することができ…

悲惨な国

始めから分かっていましたが、この国のコロナ対策は 有名無実な代物です。 オリンピックを強行するために、 感染した人などいないかのようにふるまっていたのですから、 感染対策が有効なはずがありません。 諸外国がコロナ感染の嵐と必死に戦っているのに、…

祈る

私の大切な人が病気になって、明日手術をする。 それがうまくいって、 ゆっくりと快復してくれるように、 目をつぶって、何度も祈っている。 お医者さまは、きっと懸命に対処してくれると思う。 それでも、その日、その時、ことの行方を決めるのは神様だ。 …

東京

私が二十歳の頃に亡くなった母は、東京の人だった。 母はごく普通の家庭に育った、ごく普通の女性だった。 近頃、そんな母が懐かしいと思うことが時々ある。 八歳の頃から、私は東京で育った。 生まれは別の所だけれど、私の根っこは東京にある。 そんな私が…

生き延びること

決して格好いいことを言わないで、今すべきことをやること。 自分だけのことじゃない。 というか、自分が人とつながらなくては 生きられないという当たり前のことを自覚することだ。 こういうことを考えずに、生きてきてしまったなと、我ながら思う。 自分が…