一日の始まり

昨日は、何とか生きられた。

だから、今日も生きていけるように願いながら、生きようと思う。

でも、自分だけのことを考えて、生きることはできない。

病気療養で入院中の連れ合いのために、

一日12時間も拘束されて働く息子のために、

親しい友人が、やはり病の連れ合いをに寄り添っているけれど、

折あれば、彼女に連帯のメールを送るために、

それから家で飼っている猫のために、

さらには、我が家の庭で暮らすようになった野良猫と、そのこども4匹のためにも、

私は生き抜かなかなければならない。

そういうわけで一日の始まりは、

たくさんのやらなくてはならないことの始まりのこと。

そうだ、人との関りがあるから人は生きていけるよと、

また一つ、若い人たちに伝える言葉が増えたような気がする。