今日は地元の病院に行って、腹部エコーと胸部レントゲン、そして尿検査の三つをやっ
て来た。
4月の始めには予約をしていたので、躊躇うことなく、すんなりと行動に移すことがで
きたが、これから後は今月23日には、膵臓に映し出された水疱のようなものをMRI
で再度見てもらうこと、さらに、永らく行くこともなかった産婦人科に行って、子宮癌
の検査を受けてくることなどがある。何とも検査ばかりが続いているが、連れ合いの癌
発見と治療に、本人と一緒に向き合いながら、この際、自分の状況もつかんでやろう
と、そんな心理が強く働いたかなと思っている。人間にとって、傷一つない完璧な肉体
などありえないし、そんなものに興味も憧れもないが、命がどこまで維持できるのか、
そうしたおおよその推測は、残された時間への積極的な思いを再確認させてくれる。