2020-01-01から1年間の記事一覧

生きる・・・

何とか生きている。 お前は、もう役目が終わったよと、神がそういったら、 私はこの地上からいなくなる。 その日まで、ともかく生きる。 正直、精神が持たないほど、愚劣な犯罪的な国に、 生まれ、育ち、今に至るまで国籍を持っている。 それが、何より私を…

今、ここ・・・

とりあえず、今日まで来た。 天気は、何とか晴れ。 命、家族、仕事等々、次々と、出来事が目の前に来て、 今、ここにいる。 そればかりじゃない。 劣化し続ける国に、自分が住み続けているという現実が、 日々更新して、こちらは坂道を落ちていくという状況…

備忘録として その続き

9時間半もの永い時間をかけて、 理解し合えるような人間関係など、 これっぽっちもない老齢の男の命を助けようと 奮闘してくれた一人の外科医との対面。 大腸の一部を切り取って、その端と端をつなぐ手術。 その手術も、「腹腔鏡手術」と名付けられた高度な…

備忘録として

私の目の前には、朝の9時から夕方の6時半まで、 Kの手術を担ってくれた外科医が立っていた。 二度目の対面だったが、思いのほか小柄な人だった。 手に持っていたのは、Kの腹の中から切り取った大腸。 小さな容器の中に、小さな二つの塊があった。 そうか、こ…

Kの入院

5月15日、これで三度目の入院。 別に病気が手遅れの状態で 病院を出たり入ったりしているわけではなく、 一つ一つクリアしなくてはいけない状態を乗り越えているという感じだ。 Kはこれまで、病院受診を極力しないで人生を歩いてきたので、 一つ病気が見つか…

人間であること

自分が人間である以上、人間とは何かという問いは私が生きている限り永遠に続く。 いや、待てよ、ひょっとして、我が家のチビスケも、 我が家に住み着いてしまったノラ猫一家も、 私や、私の家族が人間であることを知っていて、 「人間て、何だろう」って、…

緊急事態宣言

始めから、わかっていたなと思うほど、安倍政権の無能ぶりは際立っている。 とはいうものの、日本国の最高権力者である以上は、やるべきことはやれよと思う。 安倍晋三という男が、日本国の政権を担ってきて、七年余りが経ったなんて、 そんな政権下で、貧乏…

諦め

もう日本は、いろんなことが終わっているんじゃないかと思っています。 すべてが手遅れで、例えば、目の前の大勢の人の命が、 本当は生きていたはずなのに、実はもうとっくに、こと切れていたとか、 そういう状況を、自分がその渦中にいるにもかかわらず、 …

検査

今日は地元の病院に行って、腹部エコーと胸部レントゲン、そして尿検査の三つをやっ て来た。 4月の始めには予約をしていたので、躊躇うことなく、すんなりと行動に移すことがで きたが、これから後は今月23日には、膵臓に映し出された水疱のようなものを…

空想と現実

日本から出る。そういう選択を思った。 もういいんじゃないかなと思う。 日本国に暮らして68年か。その後熊本県天草に移住して29年。 今さら、どうにもなりはしない国。 目の前の悲劇的な状況をそのままとらえることが絶望的にできない国。 この国、この…

親子

我が家の庭を挟んで、建てられている古い大きな小屋。 我が家は借家なので、もちろん大家さんが建てたものですが、 その前で、親子の猫が朝ごはんです。 昨年の十月頃、一匹の三毛猫がやってきました。 もうその時は、お腹が大きかったと思います。 晩秋から…

生きること

コロナウィルス新型肺炎の感染が広がる中で, 人は、生きられるところまでしか生きられないと、 そんな当然のことを改めて思っている。 けれど、人一人が生きていることを、 別の誰かが、一方的に邪魔することを、決して赦してはいけない。 暴力的に、強い権…

歴史

結局、色々考えても「歴史」の重要性は揺るがないと思います。 人間は永い永い歴史を刻んできて、その時の経験から、 やっていいこと、やってはいけないこと、 是非やらなくてはいけないこと、 さらには、決してやってはいけないことなどを 学んできたはずで…

一日の始まり

昨日は、何とか生きられた。 だから、今日も生きていけるように願いながら、生きようと思う。 でも、自分だけのことを考えて、生きることはできない。 病気療養で入院中の連れ合いのために、 一日12時間も拘束されて働く息子のために、 親しい友人が、やはり…

非常事態

昨日まであった日常が、今日はないということを 自らが心底理解すること、さらに、 どうやって、わかりやすく他の人に、それを伝えることができるのか。 これは重要なテーマだ。 いつでもどこでも起こり得ること。 もちろんそうした変化が、昨日から今日へと…

昨日は4月8日

昨日はお釈迦様の誕生日、それから私の母が亡くなった日です。 いよいよ、4月が始まったと心の準備が整いました。 68歳にもなると、過去色々なことを経験して、 その時のことが鮮明によみがえってくるので、 確かに時間が流れているのだと確信することができ…

悲惨な国

始めから分かっていましたが、この国のコロナ対策は 有名無実な代物です。 オリンピックを強行するために、 感染した人などいないかのようにふるまっていたのですから、 感染対策が有効なはずがありません。 諸外国がコロナ感染の嵐と必死に戦っているのに、…

祈る

私の大切な人が病気になって、明日手術をする。 それがうまくいって、 ゆっくりと快復してくれるように、 目をつぶって、何度も祈っている。 お医者さまは、きっと懸命に対処してくれると思う。 それでも、その日、その時、ことの行方を決めるのは神様だ。 …

東京

私が二十歳の頃に亡くなった母は、東京の人だった。 母はごく普通の家庭に育った、ごく普通の女性だった。 近頃、そんな母が懐かしいと思うことが時々ある。 八歳の頃から、私は東京で育った。 生まれは別の所だけれど、私の根っこは東京にある。 そんな私が…

生き延びること

決して格好いいことを言わないで、今すべきことをやること。 自分だけのことじゃない。 というか、自分が人とつながらなくては 生きられないという当たり前のことを自覚することだ。 こういうことを考えずに、生きてきてしまったなと、我ながら思う。 自分が…

異質な国

頭の中がモヤモヤしている。 やはり日本は異質な国。 何だろう、この可笑しさ。 若い頃から、そのことを痛感しつつ、 日本で生きることへの違和感を抱えっぱなしだったけれど、 改めて、日本の異質さ、可笑しさが、心に重くのしかかってくる。 コロナウィル…

時間

変な題名になってしまった。 でも、どこかしっくりいく。 時間が止まっているようでもあり、 時間が「グダグダ」過ぎているようでもある。 ネットを開けて、世の中の現状を見つめようとしても、 本当の所は何一つわからないのだろうとも思う。 静かな、あま…

チビスケとの日々

「明日のことは思い煩うな」って、 近頃、その言葉を時々思い出す。 九年前に家族になった猫のチビスケ。 そのチビスケが重い腎臓病になって一日おきに病院に行く。 「快復の兆しは体重が増えることです」と獣医さんに言われた。 そんな中で、前回は少し体重…

春はやって来る

今、ほぼ午後の三時半、朝から、事前に予約していた胃カメラの検査を受けに地元のクリニックへ行った。行きも帰りもK君が車で送迎してくれ、帰りには二人の昼ご飯を買いに、スーパーに寄った。何ともゆったりした平和な日常だ。 胃カメラの検査結果は異常は…

パワフル

17年ぶりに大腸内視鏡検査を受けました。特別我慢できないほどの自覚症状があったというわけでもないのに、なぜ、急にそんなことをしようと思い立ったのかと言えば、永い間共に暮らしてきたK君が、食道癌と大腸癌を患ったからです。 すでに去る1月29日に…

三月四日の水曜日

仕事を辞めて一か月以上になると、 時々、今日が何月何日なのかがわからなくなってくる。 その上、日本は、コロナウィルスが、 これからどんどん広がっていきそうな気配で、 先の見えない暗い状況があって、ふと気づくと、 気持ちが内向きになっていることも…

無能、無策、無関心

ここ数日、国会中継をラジオで聞いていると、 ものすごく怖い現実が、怖いと感じられなくなってしまいそうなのだ。 なぜなら、それこそもう、色んなことを論じる前に、 政権側の無能無策が、あまりに酷すぎて、 笑いがこみ上げてきてしまうという状況に、何…

三月を生きる・・・

粋がる話でもないけれど、 三月を、どうやって生きるのかなどと思っている。 今日は三月二日の月曜日。 あと二十九日間も、私には何の予定もない。 こんな状況は、これまでにはなかった。 くどいようだけれども、明日から、まるまる二十九日間、 私は私の時…

生きること、病むこと、

永く学校現場で働いてきて、今年のようなことは初めてです。 いったい何のことかと言えば、一月の末で仕事の区切りがついて退職したのです。 産休だったS先生の代わりに働いて、 昨年の五月二十一日から、今年の一月二十四日までの勤務だったのです。 高校に…

春よ来い

おおいぬのふぐり 踊子草 裏の畑に行ったら、「おおいぬのふぐり」と「踊子草」の姿が、 目の中に飛び込んできました。 太陽の光で、あたり一面、キラキラしています。 春、そのままです。 どんより曇った空を見ることも、もう、そんなにたくさんはないと思…