寒い家には なれっちゃっていますが
今夜は あんまりかなって思わないでもありません
それでも 私は家の中にいて
こんな日に 帰る家がなくて
野外で過ごしている人がいるだろうと思うと
見も知らぬその人を 思ってしまいます
私の生き方は 本当に何にも力なんてないけれど
金持ちになったりしなかったことだけは
何とかやってきました
そういうやり方をすれば とりあえずは
人を踏みつけて生きる確率が
ほんの少しでも 下がってくれるんじゃないかって
それはいつも思っていました
そしてそうやってきましたから
それだけは よかったのではなかったかと
そんな風に思っています・・・・
暖房のない部屋で あんまり寒くて
言葉がたどたどしくなっている感じです
ありったけのものを着こんで
こうやって 言葉を綴っています
隣の部屋でも 大事な大事な人が
童話を書いているのか 詩を書いているのか
活動していますよ・・・・
猫も一緒のはずですよ・・・
ストーブは たぶん一つはついているはずで
やっぱり もこもこに着こんで
外の 風の吹く音を聞きながら
創作モードで きっとパソコンの前にいます
さあ 今年が何とか終わろうとしています
この国に生きる人たちの 命なんて
なんてことないという風に この国の権力は
昨日も今日も 何をすべきなのか分からないまま
金と権力をもてあましている人間の方ばかり見つめながら
事態をごまかし続けながら
時は流れてきてしまいました
でも でも このまま
黙ってばかりいることなんてできないと
各々が 無力感に負けないで
自分しかできないことを見つけながら
今 静かに何かが動き出していると
その一隅に自分がいると 思っています
そんな希望を きっと
来年につないで行くつもりです
きっとです
