初めての週末

8月28日から高校で非常勤講師の仕事が始まった。 私にとっては、五か月ぶりの仕事だ。 そして今日、毎日それなりのやりがいを感じながら、 五日間の仕事を何とか終えることができた。 それにしても疲れた。 嫌な仕事を我慢してやっていたわけでもないのに…

幸せになる…

「優しさというのは人間の最上の美徳だよ」と、 ずっと昔、連れ合いが息子について語っていた。 確かに、息子は優しい。私もそう思っている。 だが、その優しさゆえに、「いじめ」に合い、自信を失って、 言葉に言い尽くせないほどの辛酸をなめることになっ…

静かに、ゆっくり・・・

暑い一日が終わって、今は、静かな、ゆっくりとした時間の中にいる。 義母が亡くなって一月余り。 七月二十日、彼女は九十六歳で静かに、この世を去った。 その晩は仮通夜、その翌日は通夜、そのまた次の日が葬式。 その後しばらくしてからは、 義母が、天国…

戻れない道

2023年8月24日。 日本は放射能で汚れた水を海へ流し始めた。 もう、取り返しがつかない。 被害を受けるのは、福島の漁民だけではない。 世界の海が放射能で汚染され、 日本を始めとして世界中の人達に、 とんでもない被害を与えることになるはずだ。 …

生き延びる

真剣に考えなくてはならない。 毎日、毎日、猛烈な暑さにさらされ、 多くの人が、傷つき、死んでいっているはず。 そんなこともお構いなしに、 現政権は、狂気の暴走を止めることがない。 今日は、いよいよ、放射能に汚れた水を、 海洋放出しようとしている…

色々ある・・・。

血圧計が壊れているので、確かめることはできないが、 多分私は、朝から低血圧で、頭の中が「ふあふあ」した感じになっている。 こういう状態は、何度も何度も経験してきたが、 年をとって、「不快感」は前よりも強くなったような気がしている。 人生にはい…

夏、思いつくままに・・・

7月20日、午後一時、96歳で亡くなった義母。 ずいぶん前に、心臓弁膜症だと診断されたことがあったが、 その後は特別な疾患もなく、二年余りを過ごしていた施設で、 静かに暮らしていたと思う。 義母は、亡くなる四日前の7月16日に病院に搬送された…

行きつ、戻りつ

「行きつ、戻りつ」 私の人生は、いつもそんな感じだったなと思う。 振り返ってみると、うだつが上がらない人生とか、ぱっとしない人生とか、 いろいろ、形容できそうな気もするけれど、 そういう言い方も、どこかピンとこない。 人間の一生って、なかなか面…

睡眠不足

今日は、何とか晴れているので、 梅雨も、もうじき終わりかなと勝手に思ったりしている。 それならばそれで、元気も出そうなところだが、 本日は睡眠不足で、頭が全く働かない。 なぜ、そうなったのかといえば、事情は色々ある。 当然のことながら、毎日の暮…

大雨の被災地を思いながら・・・

本棚 大雨で、甚大な被害を被った方々のことを思う。 亡くなった方、かろうじて避難することができた方など、 多くの方々が、さぞかし、怖い思いをされたことだろう。 毎年毎年、梅雨の頃や台風がやって来る頃になると、 日本中のあちらこちらで、大雨で川が…

働く・・・

もうすぐ、梅雨は明けるはずだと勝手にそう思っている。 それは、どんなことにぶつかっても、 明るい方向に向かって歩きたいという私の願いに裏付けられたものだ。 ともかく何でも明るく考えることにする。 きょうは、また改めてそんなふうに思っている。 さ…

梅雨、まだまだ続く・・・。

日の光が差したかと思うと、突然、小雨が降る。 そんなくり返しだから、散歩に出るときは、傘を持って行った。 歩く道は、小雨で適当に濡れている。 また、蛇に出会うかもしれないと思いながら、時々下を見る。 幸い蛇はいなかったが、太いミミズが死んでい…

またまた書く・・・。

さて、悩みの多い老人が私である。 つまらない事の一つ一つが、悩みとなって私を取り巻いている。 例えば、湿度が高い我が家、いまこうして、ブログを書いている時だって、 気温は22度、湿度は88パーセントもある。 湿度が高いことによって色々面倒なこ…

政治と命

小雨が降ったりやんだり、梅雨の一日。 薄暗い空を見ながら、いったい、日本はどこへ向かっていくのかと考えていた。 入管法の改悪が、参議院法務委員会で強行採決された。 怒りと悲しみが込み上げてくる。 日本を頼りにし、難民受け入れ国だと信じて、 やっ…

『新猿楽記』という古典

『新猿楽記』という古典を読み始めている。 著者は藤原明衡(ふじわらのあきひら)といわれている。 平安時代後期に成立したらしい。 もう十年くらい前に手に入れて、最初からゆっくり読んでいたが、 最後まで読むことができなかった。 それではなぜ、今にな…

「滅びの国跡」

滅びの国跡 差別を容認する国。 日本はそういう国になってしまった。 いつからそうなったかと問われると 詳しく答えることはできないが、 ただ現在と、そのずっと前から、 並外れて差別を容認する国になったと断言できる。 自分の実力を知らずに、周りの人々…

雨、雨、

さあ、暮し。 毎日、決まった時間にゆったりした心持ちで起き上がり、 質素な、質素な朝食を、ゆっくり食べ、 それがすむと、いかにも老人らしく骨粗鬆症の薬を飲む。 外は、雨が大降りになったかと思うと、 全くやんでしまったりして、 梅雨は、やっぱり心…

雨の季節

これから二か月位の間は大雨が怖い。 もちろんその後も警戒しなくてはならないけれど、 特に梅雨の間は雨がもたらす災害が多くて不安になってしまう。 それでも毎日の暮らしを、一日一日、丁寧に生きていくしかない。 決して失ってはいけないものを、決して…

日々の暮らし

平和な寝姿 名もない庶民の私の暮らし。 それを名もない庶民の私が記す。 つまらない、取るに足らない日々の出来事を こうやった書きながら いつしか、名もない庶民の暮らしの重さが じわじわと込み上げてきた。 そうだ、これが生きているということ。 名も…

梅雨入り

梅雨入り 朝起きた時から、何となく不快だった。 よく眠れたなという自覚があったのに、左の肩が痛くて心地よい寝覚めではなかった。 それでも、えいやっと起き上がって一日が始まった。 それから一人で朝ご飯。 睡眠時間は十分だったはずから、あとは食事で…

前向きな生き方

誠実に生きるというのは ていねいに生きるということ ていねいに生きるというのは 優しさを失わないということ そういう言葉が くり返しくり返し 頭の中を ぐるぐる巡っている 私は 誠実ではなかったな 私は 丁寧ではなかったし 私は 優しくなかったな 今か…

人間らしく生きる

これ以上理不尽な扱いを受けないために この国に生きているすべての人々が 人間らしく生きたいから 人間らしく生きさせろと呟き そのつぶやきが いつまでもいつまでも終わらずに 日本中にこだましたら 夜になっても 権力者は眠ろうにも眠れず 人間らしく生き…

思いを言葉に・・・

思いを、言葉にしよう、しようと思いながら、 なかなかやれないできてしまった。 忙しかったからではない。 思ったことを言葉にする気力のようなものが、 なくなってしまっていたからだ。 自分の心が、折れてしまうようなことばかりが起こっている国。 それ…

吐き気

高齢者は、ある年齢になったら「集団切腹」のような形で、 自動的にいなくなってもらうといい。 そんな物騒な言説が、今、世の中を騒がしている。 発信元は、エール大学に所属しているという成田何某という男性。 少子高齢化の日本社会に一石を投じて、 その…

心のゆとり

寒さや、忙しさや、日本の迷走ぶりや、その他の諸々の状況で、 心が、ざわざわして、落ち着かない毎日が続いていました。 人間が、人間らしく生きていける世の中になればいいのに、 人間は、どの人も、どの人も、生きているだけで、 十分すぎるほどの価値が…

雪が降る・・・

十年に一度の大寒波がやってきたらしい。 また、人が死んでいく。 その中に、私が入らないと思ってはいないけれど、 隙間だらけの家には、屋根も戸もあって、 冷たい北風に、直にあたってはいないから、 すぐに、どうにかなってしまうことは ないとは思う。 …

散文詩

ここ十日位、ずっと、散文詩を書きたいなんて思っていました。 そして今日、ノートに筆を走らせました。 いえ、あくまでも、ゆっくりと書いたのです。 走らせるなんてものじゃなくて、 一字一字、いつもより力を入れて、 真っ赤な、パーカーのボールペンで書…

寒さの中で

連日の厳しい寒さの中で、 何とか生きていることができるのは、当たり前でも何でもなく、 一日一日、生かされているんじゃないかと、 そんなことを思ったりしている。 私自身が、年をとったせいだともいえるが、 日々、寒さのせいで命が脅かされているような…

三が日は終わる・・・

私はもう、ずいぶん年をとっている。 気付いたら時は流れ、私の周りの人たちは、 一人また一人と、逝ってしまった。 それは、どうしようもないこと。 時間が、ともかく流れていってしまうことを、 自分の目で見て、自分の心で確かめられることが、 何ともい…

今日も雨は降らない

もう幾日も、雨は降らないままだ。 寒さが厳しいから、雨が降るよりは、降らない方がいいに決まっている。 その一方で、空気が乾燥して、肌も、口の中も、 心の中さえも、カサカサしているような気がする。 よく考えてみると、こんな水気を失ったような感じ…