十年に一度の大寒波がやってきたらしい。
また、人が死んでいく。
その中に、私が入らないと思ってはいないけれど、
隙間だらけの家には、屋根も戸もあって、
冷たい北風に、直にあたってはいないから、
すぐに、どうにかなってしまうことは
ないとは思う。
そんなことよりも、この国の権力者が、
困っている人々に、全く無関心だということが
深刻で、だから、またまた、人が、
この寒さの中で死んでいくだろうと思っている。
何よりも、命の危機にさらされている人々に、
この国の権力者が、ほとんど無関心だということが、
一番怖いという話なのだ。