2014-01-01から1年間の記事一覧

小田原紀雄さんを追悼

友人が亡くなった。 いや、今となっては知人といった方がいい。 小田原紀雄さんだ。日本キリスト教団の牧師であり、反天皇制運動のリーダーであり、 その一方で、山谷の労働者と共に歩き、パレスチナ解放運動に関わり、沖縄の問題と向き 合い、その他にも、…

人間について

すべての人間という人間を 真っ平らな地平に並べて 命の重さをはかったらいい それはもちろん すべて重さは 同じはずだから 金持ちも 貧乏人も 力持ちも 弱虫も ダメなのも ダメじゃないのも きれいなのも 汚いのも 一人前も 半人前も 子どもも 大人も 女だ…

古いものを燃やす・・・

身辺整理っていう言葉もあるけれど それともちょっと違う気がする もうそれほど 時間はないかなって思うけれど 新しい何かを 創りたい だから 古いものを燃やそうと思った 身軽になろう 自分の歴史が書き込まれたものを もういい加減処分して また新しい も…

私にできること・・・

いや 私にしかできないことだ 一人語り 語りを一人でやる 時代を超えて 伝えられた話を 一人で語る 私にしかできないこと その自負を 今日改めて持とう 死んでいった者たちが 生きて今ある者たちに 伝えたかったことを 私は語りたい 命を尊べと 命を弄ぶなと…

自分を追い詰めよ・・

他者にふりかかる悲劇も、自分にふりかかってくる悲劇も、 その現実を知らないままでいれば、なんと楽な事だろう。 毎日、日常の目の前のことで怒ったり、喜んだり、 昨日がつつがなく暮らせたように、今日もつつがなく暮らせたと思いこみ、 そしてもちろん …

虐殺への怒りを・・・

連日、イスラエルによって殺されていくパレスチナの人々の、特に子ども達の惨状が伝えられる。 それらはあまりにも生々しく、虐殺のありのままの姿は一枚一枚の写真となって、私の目に焼き付けられている。 これまで、パレスチナ問題について、あまりに無知…

暑いけれど・・・

本当に暑い でも 夏は太陽の光に助けられて 洗濯は乾くし なんとなく 心がさっぱりとする 部屋で除湿機を 毎日のようにかけていた梅雨の頃のように べたっとした感触がないのは ありがたい 昨日は 知り合いの方が企画した ジャズライブに出掛けた その方の仕…

石牟礼道子という人・・・

人は生きる 人だけでなく 他の 多くの生きものが 生きているというのは 当たり前すぎる言いようだ ただし 生きている時間には もちろん 限りがあって その間が 永くても 短くても 命の燃焼に 違いなどないと そんなことを想っている 生きものが 生きて 生き…

もう寝ようと思ったのに・・・

一つの職場で もうまる4年が過ぎ 5年目も すでに4カ月が過ぎようとしている いろんなことがあった 楽しかったことも 悲しかったことも 怒りに震えるようなこともあった でも 私の怒りは いつだって そう長続きはせず 悲しみだけが 澱の様になって残ってしま…

街へいって・・。

街に出る 行くところなどない でも 街に出る それはささやかな気分転換 あるスーパーへ行く そこで 一杯150円の紙カップのコーヒーを飲む 小さなお菓子を一緒に頼むと 200円を払う なんとささやかな なんとひっそりとした時間の過ごし方か それから スーパー…

一人 へや・・・

部屋は暗い 日がささないから暗い 洗濯物がつるしてあるから もっと暗くなる 雨が時々 激しく降る だから湿度が高くて 除湿機が休む暇もない 除湿機をほぼ一カ月使い続けてみると 電気代も もちろんあがる なんてことだ 貧乏人は しんどさを受け入れ それを…

正直にいえば・・・

子育ては とっくに終わっていたのに 相変わらず 子どもの将来などについて 考えてしまう自分 疲れた 老いというものは こういうことなのだと あらためて 思い知らされながら・・・ 悲しみに 打ちひしがれる いったい 何を求めているのか 自問自答する日々・…

台風が通過した・・・

沖縄や鹿児島の人を痛めつけた台風8号が だいぶ勢力を弱めて 私が住んでいる島を過ぎていったもよう といっても 太陽が出ているのでもなく 相変わらずの小雨が 音もなく降っている このあとに また何かといわれると 本当に困るけれど 今のところは何とか大丈…

台風はこれから上陸予定・・

雨の音が続いている。外はどうなっていることか。晴れた日に飛び交ってい た生きものたち、鳥とか蝶なんかも、今頃はどこに避難しているのかなどと 思っている。 風が激しくなってきている。家の前はほったらかされているスギ林。 これがけっこう風をよけて…

外は猛烈な雨降り・・

もう眠ろうとして なんだか 眠れずにいた 外は 雨 激しく降っている 一週間前から 腰痛で 今日も鍼治療にいってきた 腰を痛めると それこそ 全身が不調になる つくずく 腰が人間の体を支えているのを実感する 心がくじけそうになる この国の 猛烈な悪化に そ…

目の前の子たちは・・

最初に駆り出されるだろう きっと 競争率がそれなりに高い 自衛隊へは 入れなかったけれど そんなこともいってられなくて どんどん死んでいけば どんどん他国の人を殺していけば そんな任務に就かされるのに 学力も何もない ただ コマとして 戦争でもうかる…

明日、この国の形が変えられる・・

愚かな老人たちが その主導権をとって この国を 戦争状態に置こうとしている 許せない 絶対に 愚かで 凶暴で 差別者で さらには 大嘘を平然とつく卑怯者で この国の最高権力者が 権力の座に居座り続けている限り この国の崩壊はもう避けられない 許してはい…

『方丈記』を読んでいる・・・

筑摩文庫 原文と現代語シリーズ『方丈記』を読んでいる。浅見和彦という人の訳だ。「大火、竜巻、大地震、源平の争乱に見舞われた激動の時代、人は何を思い、どう生きたか。時代を超え、今また現代人の胸に鋭く迫る。一級の随筆を全文現代語訳。」・・・と、…

一人 家で・・

今日は日曜日で、連れ合いは年老いた母の元へ、息子は知り合いに頼まれて荷物運びに、各々がでかけていて、たったひとりで家にいる。 少し遅い時間に一人で昼食をとった。食パンを一枚焼いて、連れ合いの母が作った煮豆と、昨夜のみそ汁に卵を落としたものと…

さて 眠ろうとしたら・・

夜更けの訪問者です。 なんかいい感じで おともなく気がつくと 日記帳の上に いました。 上品な雰囲気の この虫 名前は わかりません。 今夜は こうして お知らせまで・・・ さて 除湿機を 家の中で一番湿っている部屋に置いて 作動中です。 こうしている間…

夜更けです…

相変わらず梅雨の真っ只中です。家中がじめじめしていて、身体にもカビが生えそうな状況です。それでも、こんなことは実はたいしたことではなく、永い年月、人間の暮らしの歴史は続いてきたのです。笑ったり、泣いたり、幸福だったり、不幸だったり、そうや…

しんしんと 雨が降っています・・・

雪ではなく 雨です 降っても降っても まだ降り足りないという感じの雨 家中が湿っぽくて 除湿機はすぐに水でいっぱいになりました でも 静かです 雨の音だけが しんしんとしています 連れ合いが 体を壊してお休み だから いっそう しんしんと 雨の夜になりま…

ただ願うのは・・・

人間が人間として大切にされるということ ただ願うのは 人間がこの地球の生物の一員として 謙虚であり続けてほしいということ ただ願うのは 誰かが 誰かの上に立って権力をふるうような政治が 明日にでも 変わってほしいということ だから 力ない私は生きる …

大嘘つきの首相の国で・・

安倍内閣の暴政がとどまるところを知らない。 彼らを権力の座から引き下ろさなくてはどうしようもない状況になっている。 日本に暮らす一人の民として政治には真面目に向き合ってきた。 それが当然のことだと思ってきたから、そんなことはとりたてていうべき…

満月・・・

いつものように 仕事を終えて 暗い夜道を走って家に着いた 家の前で 連れ合いが 焚火をしていた 私を待っていてくれたのだ 空は満月 でもうす曇りで まわりは暗い あれ 蛍が 小さなほんの微かな光で 光った 光った 玄関から 息子も出てきた やっぱり私を 待…

それが キリストと何の関係があるのか・・

ことごとく本末転倒な状況に 1500年代のユマニストたちは 問いかけ続けたという 「それがキリストと何の関係があるのか」 キリスト教信仰とは無縁な つまらない議論にうつつを抜かしていた神学者たちに 向かって「それがキリストを何の関係があるのか」と 静…

もう、眠ろう・・・

『ヒューマニズム考』、渡辺一夫の文章に本当に久々にふれている。 エラスムス、ルター、カルブァン、ラブレーなどの軌跡が わかりやすく書かれている。 そうだ、私が夢中になって読んでいたあの頃・・・ 胸に染みいるように心地よかった 生きる方向を示され…

渡辺一夫を思い出す・・・

いく日か前から、私の頭の中でグルグル回っている言葉があった。「それが・・・であることと何の関係がるのか」というのがそれだった。 グルグル回ると言いながら「・・・」が不明だったのである。ただし、それがどこに書いてあったのかはもちろんわかってい…

朝から 外で・・・

昨日はもう、疲れてしまって やっとの一日だった でも 今日は 気を取り直して 歩き出す予定 それで 朝から家の周りを 写真に収める さて 雑草と言われて 引き抜かれてしまう数々を カメラ越しに じーっと見つめていると なかなか いいのだ それでころか 目立…

自分の言葉を・・・

欝になっていると 家族に告げた 病名をつけるほどではないのかもしれないが どうやら それに近い 特に 仕事 この土地での暮らし この土地での コミュニケーションとでも いった方がいいかもしれない この土地の言葉で 思考しない私が この土地の言葉で 問わ…