相変わらず梅雨の真っ只中です。
家中がじめじめしていて、身体にもカビが生えそうな状況です。
それでも、こんなことは実はたいしたことではなく、
永い年月、人間の暮らしの歴史は続いてきたのです。
笑ったり、泣いたり、幸福だったり、不幸だったり、
そうやって 当り前な日々の暮らしを営むことができたのです。
でも、この国は完全に病んでいるという事実を
それどころか すでにまったく死にそうであることを
自覚しなくてはなりません。
この国の権力者達が、抑えようのないほど暴走しているという現実から
目をそむけることはできません。
もう限界でしょう。私達の国は危機にひんしています。
劣化した政治が、この国に暮らす人々を次々に追い詰めています。
ついさっきの報道で、国会議員の歳費が2000万にも上ると知りました。
なるほど、これなら、彼らがいつでも独裁政権の支え手として、
数合わせに存在するという現実も納得できるというものです。
私達は、もうすでに根こそぎ、人権を踏みつけられ切っていたのだと
あらためて痛感しながら、夜更けに、こんな手紙を書いてしまいました。
遺された人生をどうやって生きるかという問題を考えましょう。
この国のことを、しっかりと考え抜こうと、
夜更けに思ってしまっています。