今日は、相変わらず寒い。雨も降って、もうじっと我慢するしかないような一日だった。
息子は夜勤で午後3時頃には出勤だった。
そのあとすぐに私も外出、いろいろ用事を済ませ、鍼灸院によって治療などもしてもらう。
なんとも、他愛のない一日だったが、そのことの危うさを思い続けながら、こうして文字を打っている。
この国は、緊急事態なのだ。
この国のトップを、一刻も早く退陣させなくては、どんな事態が待ち受けていることだろうと思う。
もう、手遅れなのかもしれないと思う一方で、それでも少しでも回避できるものは回避しなくては、破滅を受け入れるしかない。
株価の下落が止まらなくなっている。
日本人の多くが、相変わらず少しでも景気が良くなるように、
行動力のありそうな人間をと願った結果が、現総理大臣の安倍晋三ということだ。
景気さえよくなれば、それですべてがよしなのか。
そういう根拠で、政権を選択してきた日本が、今、安倍晋三に行きあたったということだ。
安倍はそれを熟知していた。それがたとえ嘘の話であろうとも、景気回復とさえ言えば、選挙は勝てると自信があったのだ。
もう、勘弁してほしい。庶民にできることは、なんとか参政権を行使すること。
人間を大切にする政治の実現を願って、棄権など数えるほどしかしてこなかったが、
この国は、破壊の一途をたどっているのはどうしたことだ。
強い者にはできる限りまかれないで、妥協などできる限りしないで生きようとすれば、
裕福に暮らしていく選択などできはしない。
沖縄で、福島で、この国の暴政は荒れ狂っているのに、この国の緊急事態が共有できないのはなぜなのだろう。
ところで、県知事選が、もうすぐそこまできた。
今日の午後、その候補者の話を連れ合いが聞きに行って、「昔のまんまだ。党派の話ばかりだった。」という。
思えば共産党は、政権をとらずに永い年月が経ちすぎてしまっている。
反対勢力のままで今日に至ったことが、人々の心を揺さぶることができない大きな要因なのだろうと思う。
今、はっきり言えることは、現政権に速やかに退陣してほしいということ。
そんな思いにこたえてくれる政治家集団を支持しなくては、この国と心中しなくてはならなくなる。
この国は緊急事態なのだという確かな認識を、持たなくてはならない。