安倍内閣の暴政がとどまるところを知らない。
彼らを権力の座から引き下ろさなくてはどうしようもない状況になっている。
日本に暮らす一人の民として政治には真面目に向き合ってきた。
それが当然のことだと思ってきたから、そんなことはとりたてていうべき言葉
とも思えないが、やはり自分を振り返る。
福島第一原発の汚染水が海洋に際限なく流れ出しているというのに、完全に
ブロックされていると国際社会に向かって公言した男が
この国の総理大臣なのだ。
子どもでもわかる嘘を、海外に向けて平然と発言する。
そんな恥ずべき行為が、相変わらず罪として問われることもなく、最高権力者
として居座り続けられる日本という国。
この国は今、癌細胞が増殖し続けているような状況。
次々に、目に見えて崩壊していく。
最初の核となる癌細胞が次々に周辺の細胞を飲み込むようにして増殖してい
く。
一人の極悪な独裁者は、決して一人ではなく、そこに加担していく多くのサポ
ーターを作りだしていく。
独裁者の悪政に手を貸していく連鎖のような状況を見出す時、人間の心に宿っ
ているはずの正義とか良心の危うさに愕然とする。
だがそれは、決して人ごとではあるまい。
毎日の暮らしに追われ、家族の一日の糧をやっと得られる状況からひと時も離
れることができずにいる私が、たった今無抵抗であるということが、問われな
いはずはない。
そんなことも いってられなくなる日は、遠からず来るのか。そのときには
「膝まずいて生きるよりは、たったままで死のう」と、いえる自分でいたい。