もう本当は 心が折れている・・

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 この国の人が 世界の国々の人が 次々に死んでいく

 自然の流れで 年をとり死んでいくというのではなく

 無差別大量殺人の戦争が 武器商人達の利益のために起ってみたり

 人が人でなくなったとしか思えないような動機で 殺人が起り

 各地で 天変地異がおこったりして

 もう 心が折れてしまっている

 そんな日本の中にいて もっと悲劇なのは

 どうにも たとえようのない無能で傲慢な人間が

 首相をやっていることだ

 だれも止められないのかと思うくらい暴走している

 選挙権をもって40年余り 一度たりとも

 この首相を育てた政党や それに類する政治集団を支持して

 投票した覚えはないが この国の人々は

 自民党が大好きなのだ

 どれほどひどい目にあっても 

 それをひどいとは受け取れないのか
 
 認識する力がないのか 

 物事が動いていく筋道が まるで見当つかないということか

 そんな状況で 戦後60年余りが過ぎてしまったのだ

 無知で無能なのに 誰よりも傲慢なこの国の権力者

 彼にとっては 嘘をつくなどということは

 どうということもない

 歴史を捻じ曲げ 物事の道理など何の意味もなさない

 ああ 本当に 権力者の愚劣さを

 絵にかいたようなこの国の首相と周辺の取り巻き

 この国は 破滅に向かってもう止められない状況なのか

 そうはいかない 次の世代にこんな状況を

 どう説明できるというのだろう

 灯りの下でこれを書く

 猫たちの姿を見つめながら

 人間の未来を聞いてみたくなる

 あまりに情けないけれど・・・