もう寝ようと思ったのに・・・

 一つの職場で もうまる4年が過ぎ 

 5年目も すでに4カ月が過ぎようとしている

 いろんなことがあった 

 楽しかったことも 悲しかったことも

 怒りに震えるようなこともあった

 でも 私の怒りは いつだって そう長続きはせず

 悲しみだけが 澱の様になって残ってしまい

 それが 生きているということだなどと 思ってしまったりする

 それもいい 諦めることが それほど暗いことでも

 いけないことでもないように思い始めている

 底なしの楽しさなど ないように思う

 人が生きるということは だいたい そんなことなのだから

 悲しみと 隣り合わせの幸福な時だって

 悲しみの実感が 消え失せてくれるはずはないのだ

 生きるのは大変だけれど それでも 生きていける 

 ああ なんだか とりとめもなく ぐるぐる回っているな

 それでいい いろんなことを想ってしまう

 いろんなことが見えてしまうような私が

 生きていくのは 大変なのだ
  
 今夜は そんな思いが ぐるぐるまわっている

 人より よけいに 何かを学んだわけではない

 ただ 気付いた時には 生きることが悲しいと思っていただけだ