2021-01-01から1年間の記事一覧

芸能民

今、この瞬間も、私は勝手に、何者かになってしまえる。 そんなおかしなことを言ったら、狂っていると思われそうだけれど、 これは、本当にそうなんだからしょうがない。 一日の中で、あるいは一年の中で、 私は、仕事をしたり、家族と一緒に楽しく過ごした…

明るい

昔、友人だった人のフエイスブックを、 時間をかけて読ませてもらった。 その人との出会いは、40年くらい昔のことだった。 彼女はアメリカ人の女性。お連れ合いは日本人だ。 私達家族が、三十年前に天草へ転居して以来、 その人とは交流することがなかった…

もう夜更け

腹の立つことがあって、心がトゲトゲしている。 といっても、今はもう、心がゆっくり波打っている感じだ。 同じようなことが、今日は、二度あった。 最初の時は、私の心に余裕があったから、 二度目のように、パチパチと火花が散るようではなく、 心の中は静…

ぶっちの日

昨年の「ミッケ」の家族 去年の七月九日に死んだのは「チビスケ」という名前の猫。 一緒に暮らして、九年が経っていた。 ちょうどその頃、家のすぐ目の前の小屋に寝泊まりしていた 親子で五匹のノラ猫一家がいた。 母猫の名前は名付けて「ミッケ」、 子猫は…

懸案事項

懸案事項が色々ある。 思いつくままに、 猫のぶっちを動物病院へ連れていくこと。 来週の月曜日には、歯医者さんへ行くこと。 家の片づけをすること 日々の記録をつけること 読みかけの何冊もの本を、心静かに、一冊ずつ読み終えること。 500字程度の小品…

命の危うさ

春は、いや、気付けば春になったが、私の心が震えている。 心が震えると、涙が、じわっと目の中を潤すように、にじみ出てくる。 何を泣いているのか。 危なっかしい命を、かろうじて守って、生きていこうとするものたちを思うからだ。 自分だって、そのもの…

沈丁花

身の回りを綺麗にするのが好きで、時々、夢中になってしまう。 綺麗にすると、人生を、もう少し歩いていこうと、 無意識のうちに思っているのだろう。 いや、大げさに言えば、これが私の「美学」かなとも思う。 ともかく自分の終わり方をすっきりとしたい。 …

3月

しばらく前から、心がそぞろになっている。 それも毎年この頃には起こっていたことだ。 でも、こういう時の気分は、あまり良いものではない。 昨日は、定時制の卒業式だった。 それを終えて、なんだかすごく疲れてしまった。 彼らの一年生の時の国語を担当し…

3月

しばらく前から、心がそぞろになっている。 それも毎年この頃には起こっていたことだ。 でも、こういう時の気分は、あまり良いものではない。 昨日は、定時制の卒業式だった。 それを終えて、なんだかすごく疲れてしまった。 彼らの一年生の時の国語を担当し…

引きこもり

土曜、日曜と、二日間も引き籠った。 引き籠ったという言葉は 立て籠もったという響きに、どこか似ている。 二日間とも、同じように家中の片づけをやっていた。 そんなことばかりやっていると、 決して不要なごみばかりではなく、 色々な素敵なものを見つけ…

働く

食べるために働く。生きがいを感じて働く。人との出会いを得るために働く。 理由はいろいろあるけれど、生きている間は働く。 私にとって、働くというのは、お金を得て、日々の糧にすること。 それが基本。 こういう私の働きから、国家はその一部を吸い上げ…

暗中模索

きっと私は、一生、暗中模索し続けながら 最期を迎えるのだろうと思っている。 今やそれなりに年をとって、こういう生き方を続けているのは、 結構疲れるけれど仕方がない。 頭の中が、常にまとまりを欠いているのかもしれない。 そうはいうものの、どれもこ…

コロナウイルス新型肺炎

題名に、今まさに蔓延している病名をそのまま使ったけれど、 果たして、正確だったかなと思いつつ書き始めていく。 二〇二〇年の始めの頃、コロナ感染症(以後はこの言い方で)が、 世界的に広がり始め、これはもう、とんでもないことになっていくと思ったら…