保育士

ここのところ、保育士さんが働いている姿を見て、

「保育士仕草」なんて言葉を思い浮かべながら、

あれやこれや考えたりしていた。

 

私の仕事場の保育士さんは二人。

これまでは、考えてみたこともなかったが、

彼らに特有の「保育士仕草」があるのだ。

 

これを具体的に説明するのは、なかなか難しい。

例えば、子どもたちに、着替えをさせたり、

おやつをあげたり、昼寝をさせたり、

要するに、子ども達の心身を安定させ、その成長を促し、

何くれとなく世話を焼いて、子ども達を助けることが、

保育士さんの、主な仕事なのだろうと思う。

 

もっとも私が通っている仕事場は、学童保育の現場なので、

学齢前の子ども達が通う保育所と、全く同じとはいえない。

それでも、一緒に働く保育士さんたちを見ていると、

二人に共通した「保育士仕草」のようなものを見出すのである。

 

ああ、これが保育士さんというものなのか、

そんなことを思いながら、

仕事場での一日、妙に納得してしまう場面に

何回も出会うのである。