家の前は、杉の木が林立していて、日当たりがよくありません。
それでも、この家を借りて住み始めてから6年が過ぎました。
その杉林は、台風の時に風よけになって、
我が家への風当たりを弱めてくれる効果を果たしてくれています。
ああ、でもやっぱり日当たりのいい家に憧れます。
さて、今日は快晴です。
こういう日はやはり気持ちがいい。
勉強もはかどって、昼食の後は、「地租改正」について調べていました。
この国の近代が始まったといわれる明治は年代的にいえば
1867年から1912年まで。
1912年は7月から大正となりました。
さあ、私にとって、ここで初めて年代区分が意味を持つのですが、
明治時代が、日本の近代の始まりだというならば、
この45年間にいったい、何があったのかということです。
それを知ることで、日本の近代がどうであったかが、
少しは見えてきて、それらがすべて、今につながっているはずですから、
2019年の今の日本の状況が、これまた少し見えてくるはずなのです。
何を今さら、昔、勉強しなかったのかと問われたら、
しなかったも何も、石器時代から始まった若い頃の歴史の授業は
明治までくると、もう、長旅でくたびれ切った
荒々しい息遣いの人間のように、
明治の何たるかを、しっかりと受け止められる状況にはなかったのです。
結局、私がとらえようとしているテーマは「自由民権運動」なのですが、
こんな調子でやっていて、いったい、いつ、行きつくことやらです。