7月6日の夜は、裏山が崩れるのではないかと、
不安に駆られていました。
久しぶりに帰ってきた娘は、死なばもろともって感じもあるから
大丈夫よと元気に語り、とりあえず、裏山の変調を探るために
流れる水を時々監視しながら
我が家族4人は、一晩をやり過ごしたのでした。
もうここ数年、これまでなかったような自然の様子に
戸惑うほどです。いえ、そんな生易しい表現はまずいですね。
いよいよ、あらゆる意味でこの国が、
末期的な状況になっているのだということでしょう。
腐敗しきった自民党政権を、しかし、相変わらずこの国の人々は
半ば諦めの気持ちもあってか、許し続けている状況です。
この国が落ちるところまで落ちて、
革命的な変革の機運が高まり、現政権が追放されて、
新たな政治勢力が、民衆と共に新しい国の建設に取り組む
などという筋書きは、夢物語でしょうか。
隣国韓国が、時の政権を倒したのに、日本には無理なのでしょうか。
何かそんなことを思いながら、心が落ち込んでいくのを
どうすることもできません。
あまりに悲しくなりますが、無念にも溺死された被災者の方々の
ご冥福を祈り続けます。