部屋の中は暗く、雨が激しく降る音、風も吹き始めました。
日本の広い範囲で、大雨が続いていて、
私が住んでいる地域などより、もっと状況がひどいところがあると、
ラジオが、その様子を伝えています。
自然の脅威には、人間は無力この上ありません。
そうした中で、オウム真理教の麻原彰公氏をはじめ、
7人の死刑囚が、刑を執行されました。
これほどの大量処刑を、リアルタイムで報道するって、
なんとも恐ろしいことだと思います。
今日まだ早い時間に、そういう表現でコメントした人に大いに共感して
私も、処刑の報道を聞いた時の「不安」や「恐れ」の感情を
言葉にすると、そういうことだったのかと思った次第です。
この国は、末期的症状の中にいます。
国家を私物化し、自分が懇意にしている人に対しては便宜を図り、
それを指摘されても、権力の座にしがみついている現首相と
その取り巻きをいまだに駆逐することができないのですから。
それどころか、現政権の腐敗は、誰の目にも明らかなのに、
公然とその肩を持ち、現政権を擁護し、支持する勢力が
ますます力を持ち始めているかのような様相です。
大雨は、全く止む気配はなく、
益々激しさを増しているように見えます。
私がこうしている間も不安な思いでおられる方々が
たくさんいると思うと、やり切れません。
この国は、まだまだ転がり落ちていくことでしょう。
怒りと悲しみの中で、力ない自分を思っています。