日本に生まれ、日本に暮らしてきた一人の「日本人」として、
それをやめてしまいたいと思っている。
愚劣な権力者を、選挙民が選び続け、事態がどのようになっているのかも
疑いもせず、考えることもなく、見て見ぬふりをする中で、
自分が、そうした国の、一人だと思われるのさえ、ごめんこうむりたい。
安倍のでたらめさ、それでいて、激しすぎるほどの権力欲
嘘をつき、不正に不正を重ね、そのことをはばかるつもりなど
もちろんない男に、心情的に共感しながら、その安倍に一片の愛情も
かけてもらえない、そんな民衆の姿をみながら、
この日本という国に所属せざるを得ない現実の中に生きている。
とまあ、こんなことをいうと、「反日の左翼の馬鹿が、中国でも、
北朝鮮にでも出ていってしまえ」と言われそうだし、
実際に、そんな心情を吐露するごく普通の人に対して、
似たような罵声を浴びせかける得体のしれない
個人や集団がいることも周知のことだ。
私自身、言われたところで、どうということなど全くないが、
それにしてもこの国は、思考停止が続いて、もうどれくらいに
なるのだろうか。
外は曇り空、一台のストーブをつけていても、手先の冷たさは
変わることがない。