崩れそうな心を、やっと立たせているという感じです。
幸い、私には、自分のよれよれになっている状況を、真に理解してくれる家族がいるので、
その日その日を、生きられているのだろうと思います。
安倍政権のもとで、虚偽とでたらめと、腐敗と、ありとあらゆる不正の温床がますます膨れ上がって、
留まるところを知らない昨今、そういう現実にふれるたびに、
暗く、落ち込んで、これはもう、どうしようもないのではないかという諦めの心が、起こってきます。
全ては、この国の人々の問題です。
こんな政権を誕生させ、許しながら、今日まできたということの深刻さが、
心をますます暗くします。
ネットを見ていると、私と同じような絶望的な思いを綴る人々が後を絶ちません。
けれども、そんな思いがどれほど綴られようと、現政権は傷つきません。
この政権を退陣させるしかありません。
もう、それしかないということです。
一方仕事場では、貧困の中で、家族の支えが受けられなかった若者が、
自分の将来に悩み、行くてを阻まれています。
いえ実は、自分の将来像を描き、それを実現することが困難であるという認識を
持つこと自体、大変なことなのです。
暮らしがきつい状況の中で、思いを言葉にし、その言葉を認識にまで高める力を
育てることができなかったのが、私の目の前の若者たちです。
程度の差こそあれ、こうした現実は、余りにも深刻です。
これは、目を向けるべきところです。
言葉は、自分を護る武器です。
唯一の武器だと、私は思っています。
その武器を、貧しい暮らしによって持つことができないという現実を
思ってみることが必要だと思います。