土曜日、恐ろしい台風を待っています。

崩れそうな心を、やっと立たせているという感じです。

 幸い、私には、自分のよれよれになっている状況を、真に理解してくれる家族がいるので、

 その日その日を、生きられているのだろうと思います。

 安倍政権のもとで、虚偽とでたらめと、腐敗と、ありとあらゆる不正の温床がますます膨れ上がって、

 留まるところを知らない昨今、そういう現実にふれるたびに、

 暗く、落ち込んで、これはもう、どうしようもないのではないかという諦めの心が、起こってきます。

 全ては、この国の人々の問題です。

 こんな政権を誕生させ、許しながら、今日まできたということの深刻さが、

 心をますます暗くします。

 ネットを見ていると、私と同じような絶望的な思いを綴る人々が後を絶ちません。

 けれども、そんな思いがどれほど綴られようと、現政権は傷つきません。
 
 この政権を退陣させるしかありません。

 もう、それしかないということです。

 一方仕事場では、貧困の中で、家族の支えが受けられなかった若者が、

 自分の将来に悩み、行くてを阻まれています。

 いえ実は、自分の将来像を描き、それを実現することが困難であるという認識を

 持つこと自体、大変なことなのです。

 暮らしがきつい状況の中で、思いを言葉にし、その言葉を認識にまで高める力を

 育てることができなかったのが、私の目の前の若者たちです。

 程度の差こそあれ、こうした現実は、余りにも深刻です。

 これは、目を向けるべきところです。

 言葉は、自分を護る武器です。

 唯一の武器だと、私は思っています。

 その武器を、貧しい暮らしによって持つことができないという現実を

 思ってみることが必要だと思います。