書きたいことが書ききれないくらいの日々

 秋は、いろんな意味で危険な季節です。肉体も精神も、季節に翻弄され、ゆらゆらとして、

 生死の一線を越えてしまうかもしれない危機にも出会います。

 でも、人は必ず死ぬのだから、できれば死に方を自分流にできればいいな、くらいに思っておけば

 悪くはないかもしれません。

 それでも、日本の現状は、もう、落ちるところまで落ちているという感じで、

 そこに対しては、気楽な思いは、一片もありませんよ。

 下劣で、もう、これ以上にはないくらい反知性な状況で、

 なにかこう、知性に対する「憎悪」がうごめいていて、

 反論する気力さえ、奪われてしまっているという感じが否めません。

 でも、私の身近には若者がいて、どういう状況であれ、彼らの姿から

 希望を見出しています。

 さあ、週末の土曜日、今日を、どう生きていくのか。どう、生きていけるのか。

 そういう問いかけが、本来なのだろうと、今更ながら、思っているところです。