なんという一年だったろうか。
大雪だった。それから大地震。
そして、これでもかこれでもかと、狂気の政権の、狂気の権力行使が続いた一年。
あまりにも単純で、自己顕示の塊で、傲慢極まりなく、嘘に次ぐ嘘を言い続け、
知性とは程遠く、強い者のために立ち回り、弱い者をどんどんと追い詰めてゆき、
そんな男が、さらにそんな男に連なる愚劣な人々が日本の中枢を握り、
もう、人の命がどんどん失われていき、実際、もううんざりなのに、
それでも、自民党を支持し、投票する愚かすぎる人々が、なんと多いことか。
明日はないのだ。自分の投票行動が、絶望的な今日と明日を作るなどという想像を
どうして、持たないのか。・・・などと、思い切り毒づいてみたところで、
仕方がないだろう。だから、自分の、そんな思いにそって行動する生き方を
いよいよ、やっていこうかと、実は思わないでもない日々。
右翼とか、左翼とか、そんな構図しか描けない愚か者たちよ。
どっちでもいいから、できる限り多くの人々が幸せになれるような社会を
一緒に模索していくべきなのだ。できるに決まっている。でも、できないで
ここまで来たということは、やはり、馬鹿なのだと思う。
能力がないのだと思う。もう、いいから、自然と折り合いながら、人が人らしく
心静かに生きられる方法を考えて、行動していこう。
弱い者たちを最優先にして生きていけば、多くの人間が生きていけるというのに、
そんなことに、いますぐ、思い至って、歩き出していこう。
なんだか、混乱した、わけのわからない文章になったけれど、
特にこの一年を振り返ってみれば、混乱もせずに生きられるはずもない。
底冷えする寒さは、しんしんと、体にこたえるが、
こうしている間も、路上で暮らす人々は、生死の境におかれているはず。
こういう絶望的な国と社会に向かって、巣立っていけという仕事が
教師というものなら、私はもう、嘘の限界を認めなくてはならないなと思っている。