こうして書くということのすべてが「備忘録」ではあるけれど、
記録はあらためて深い意味を持つと思う。
権力は違法なインチキなことだらけで、記録を残すことを嫌うが、
庶民こそは、どんどん記録し続け、後世にでもかまわないから、でたらめな権力の在り様を告発さえできる。
今日が始業式。相変わらずの儀式だが、それを知ってか知らずか、出席者は少ないとおもう。
勉強をするということは、心の糧を増やすことだ。
人生の岐路に立って、その糧を次の一歩を進めていくために使えるように、少しでもためておくことなのだ。
だからいろいろな意味で人生を楽しむことができる。
苦しければ、苦しいなりに自分なりの考えで乗り越えるという充実感を実感できるし、
そのほかでも、自分の心の糧を自分で活用する術があれば、人生にそれほどの絶望は感じないと思う。
なんとも楽天的な結論だ。私が逆境に強いのは、こういうふうに思っているせいなのかもしれない。