朝起きたのは 早くはない
色々 連れ合いと話などをして
それからお釜に3カップの米を入れ
シャカシャカと水で洗った
その時 本当に久しぶりに涙がこぼれた
悲しみの涙だったけれど
不思議に心は静かだった
たまには 泣くのもいい
ドライアイの私には 適当な目の洗浄になる
さて 老いは確実にやってきているが
諦めの思いに覆われるのはこまる
それだけは やめようと思う
誰かのせいではなく すべて自分に返ってくるからだ
生きることは あまりにも大変だけれど
それでも この大変さの中でしか見出せない喜び
それだけが 私を生かしてきたなあ
もういく年もないはずの 生きる時間を
もう少し生きやすくしていこう