「南の島通信」の名称をつけることは、どこか無理があるので、
題名は好きなようにつけることにした。
いろんなことが、ぐだぐだと、心の中で崩れ落ちていくような感じがする。
唐突だが、たとえば言葉、これは重要だ。
「方言」の、しかも、それが限りなく崩れているような響きの「日常的方言」を
毎日毎日、聞くことになる場所に生きているのが、しんどくなっている。
やはり、言葉は、その人間が形成された過程で、限りなく大きな意味を持っている。
ずっと持ち続けてきた、この土地への違和感。
新しい空気がほしいな。
その空気を吸うために、穴をあけるのは自分の仕事か。
その元気が残っているかなあ。
膝の上から決して下りない「与作」も疲れているようだ。