だからといって、それほど憂鬱というわけでもないけれど、やっぱり天気は晴れた方がありがたい。
第一、部屋の中が暗くなってしまうし、猫たちも落ち着かずに取りとめもなくうろうろ歩いたりするから、こちらもそれほど元気にはなれない。
実は、雄猫の与作は、外に宿敵がいて、ちょっと油断して外出すると、襲われることたびたび。
そのトラウマで、ほとんど外出できず、家の中にマーキングをしてしまうようになったのだ。
昨夜などは、夜更けになってから、突然与作の唸り声、驚いて現場に行ってみると、
窓際に寝ていた与作は、窓越しのすぐそばを通った宿敵を察知して
家の中から、恐怖と怒りの声を上げたのだった。
まあ、それは昨夜のことだが、もう一匹のメスのチビスケともども、永い時間、留守番させることも躊躇われ、
出勤ギリギリまで、在宅しているという始末。
今日は、連れ合いは89歳で一人暮らしの義母のもとへ行った。
息子は、朝7時過ぎには出勤。認知症の高齢者相手の仕事の大変さは、想像するに余りある。
なにより、地震、原発、そして降り続く雨、神が与える試練は重すぎるなあ。