怒りを形にしていこうよ・・・

居間に座って、久しぶりに心静かに文章を書こうとしている。
寒い日々が続いて、身体の動きが鈍くなっているのに、
心だけは周りの出来事で ゆらゆら揺れる。
だから、落ち着かない。
落ち着かない心のままに、毎日が過ぎていった。
職場のこと、家族のこと、この国のことなど
心が揺らぎ続けてしまうほど 悲しいことが目について仕方がなかった。
でも、これは私ばかりではなく
多くの人が 重苦しい生きづらさの中で
深く、深く、感じていることかもしれない。
いや きっとそうだ。その重苦しさを
抱えて一人で なんとか耐えている人、
その最後の忍耐が切れてしまった人など
今この時、どうしているだろうかと思う。
さて 山梨を始めとして 関東各地が豪雪で難儀している。
すでに死者も複数出ているし、今後も被害は加速するだろう。
政府はほとんど災害対策に立ち上がる様子がないと
各地からの市民レベルの緊急情報が寄せられている。
この国はこの国に暮らす民の命にほとんど関心がないのだ。
それは昨日今日のことではなく、
政府の無策によって、どれほどの人が死んでいったことだろう。
踏みつけられ、おとしめられる民衆の一人として
そういうこの国への怒りを無駄にしないと
隙間だらけのあばら家で、そんな静かな決意をしているところだ。
踏みにじられる人としての尊厳、「怒り」を皆 各々で形にして行こうよ。