週末・・・

 夕食を食べる時間がなくて家に持ち帰ってきた。

 ついさっき、それをゆっくりといただく。

 つめたくても、かえっておいしい。

 なぜ 食べる時間がなかったかといえば、

 今村正平監督の『ええじゃないか』を

 生徒に見せていたからだ。

 すでに授業はもう一区切りがついて、映画鑑賞にしようと決めていた。

 他の教師にも了解を取って、45分授業が三コマ連続で、

 作品全部を見ることができた。

 ・・・・が、この作品を最後まで見て楽しんでいたのは2〜3人だった。

 いく人かの教師も見ていたが、集中はしていない。

 あああ、映画を見るには それなりの感性と知識が必要なのだ。

 この企画の反応を見ながら、色々考えさせられた。

 もっとも、そういうことならますます

 来年度からは 映画鑑賞の時間を増やし、

 映画という表現形態を通して 学べることを追及しよう。

 そして生徒には 大いに人生を 楽しんでもらおう。

 学校は 面白くなくては 成り立たない仕事場なのだ。