田舎に残っているのは・・・

高齢化はとどまるところを知りません。

それはもう仕方がないことで、若い人は仕事がないのですから

少しでも仕事があると思われる都会へ向かっていくのです。

残された年寄りたちは、次々に増えていくのですが、

目に見えて老人だらけということになるのは

もう少し先のことになるでしょう。

ところで、田舎で金持ちといわれているのは

市役所の職員をはじめとした公務員たちです。

特に私が住んでいるところは

市町村合併などをしてしまったものだから

中心部は色々便利になっていっても

郡部はどんどんさびれていく始末です。

はじめからわかっていたことですが、

合併推進の首長のいうなりに合併してしまったものですから

自分たちで自分の首を絞めてゆくようなことになってしまいました。

いつもこうです。

自分で自分の首を絞めるようなことばかりやって

田舎はどんどん先細りをしていくのです。

こういうふうに、田舎を追い詰めるような社会的な、政治的な構造は

いつ頃からなのかと、つくづく思います。

田舎を餌食にしながら、中央の政治権力が

肥りに太って、あらゆるリスクはすべて田舎に負わせて

わが身は安泰という感じでしょう。

やめさせたいと思うけれど、なかなかうまくはいきません。