安倍晋三の射殺事件が起こって様々な報道があふれている。
統一教会の信者だった自分の母親によって家庭が崩壊し、
幼い頃から言葉に言い尽くせないほどの苦労を重ねてきた
凶行の日は7月8日。
その後もなお様々な報道が、私たちのところに届く日々が続いている。
既にこの世にはいないが、
同様に、統一教会と関わりのあった人々のうち、
特に「政治家」といわれる人たちの顔を
近頃は、意識的に、注視することが多くなった。
そうすることで、私は、あることに気が付いたのだ。
何らかの形で統一教会と関係があった政治家の容貌が
よく似ていると思ったのである。
どこがどういう風に似ているのかと問われたら、
相手を納得させる明確な説明をする自信が今はない。
それでも、やはり似ているといわざるを得ないのだ。
たとえば、顔つき。目や口元。
特に、写真に笑顔で映っている彼らの顔を見ていると、
似ているなあと、つくづく思ってしまう。
その一方で、私のこうした感じ方は、
日本の政治風土を考える上で、
重要なポイントになりはしないかと、
思ったりしているのだ。
なぜなら、政治家の顔が政治家の意識と
無関係なはずはないのだから。
各々の政治家の顔は、歳月を重ねて
作り上げられていくのだろう。