世界が変わる分岐点に来ているような気がする。
中東で火ぶたが切られた戦争。
いや、「戦争」というのは間違った言い方だろう。
日本のマスコミは、そんな報道をするが印象は全く違う。
インターネットの動画の向こうにいるのは
いったいハマスはどこにいる。
それよりも衝撃を与えるのは数えきれないほどの
パレスチナの人々の遺体。
とりわけ幼い子どもたちの血に染まった遺体が
いく人もいく人も並べられている映像。
さらに、イスラエルの空爆によって破壊された建物の瓦礫の中から
必死に生存者を探す人々。
そうだこれは、「戦争」などではなく、
武器を持たないパレスチナの人々を、
次から次へと殺戮している大量虐殺そのもの。
とりわけイスラエル軍は、子どもだけを狙って殺しているという
現地で取材する記者の情報もある。
私も同じように思う。
子ども達の死亡が、とてつもない数になっている。
パレスチナ人の死者数の半分が子ども。
世界最強といわれるイスラエル軍が
子どもを狙って、進軍し続けているということだ。
昨日と今日、イスラエル軍によって
電気の供給を止められ保育器が使えなくなった。
その結果、複数の新生児が保育器の外に出され、
生きている最後の証にとでもいうように、
伸びをしたり、足を動かしたり、
生まれてまもないはずなのに、死を待つだけの姿を
世界中の人々に見せていたのだ。
イスラエルの蛮行がここ数日世界中の人々の目にさらされているが
その有様は目を被いたくなるようなものばかりだ。
10月7日のハマスのミサイル攻撃以降、
それに対する報復と称して、イスラエル軍が止むことのない空爆を続けていた。
その一方で、地上戦の展開が始まり、