ここのところ読んでいる本は、
「大学、中庸」角川のビギナーズクラシック、
「中国思想史」こちらは大学の教科書でたまたま私のもとにあった薄い本。
ああ、それから「墨子」というのもあって、これも角川のビギナーズクラシック。
難しい本など到底読めないから、初心者向けの本で、
心を満たそうとしている今日この頃。
能力がなくても、権力欲だけは並外れた人々に牛耳られている日本国にいれば、
事実上、自尊心など粉々に砕け散ってしまっているけれど、
やっぱり、もうそれほど残り時間もない老齢の私は、
「思想」、とりわけアジアで創造された思想体系に
自分が、引き付けられていることに気づいている
ということになるのかもしれない。