この国は破滅に・・・

もう無理なんだろうと思っている。

毎日毎日、目にする報道には、

希望を抱くことができるものなど何もない。

どんどんどんどん、何かの法則にでも導かれているように、

劣化の方向へ、衰退の方向へ、破滅の方向へと

最初はゆっくりと、そのうちに加速がついて、

今や、驚くようなニュースを目にしない日はなくなった。

その中身といえば、理不尽で、暴力的で、人間の尊厳が侵されるような現実ばかり。

この国の政治が、人々の心を劣化させ、

そうして、劣化した心を抱えたまま、

この国に生きている人々が、

この国を、より低俗な国へと引きずりこんでいく。

厳しい寒さの中で、暖を取ることもままならない人々が、

数えきれないほどいるはずなのに、

国防のために、防衛費を二倍にすると息巻いている政治家たち。

そんな政治家たちを、国会へ送り込んだのは、いったい誰だったのか。

狂気の行進は、もう、破滅へ向かうしかない。