おそらく、もう何日も外出しないで引きこもっていた。
昨日は、「街へ出るぞ」と、その前日から意気込んでいたら、体調不良でダウンした。
うんざりしていた結果、悪循環になってしまった。
その上、少し前に、連れ合いが、右手を虫に刺されて
病院に駆け込むという事態になって、一週間もしないうちに、
今度は同じ右腕の爪の先をムカデに刺されて、
手がグローブのようになってしまったのだった。
そんなことで、なぜ神経質になるのかと言えば、
一昨年の夏だったか、正体不明の虫に足の指をさされて、
連れ合いが、アナフィラキシーショックを起こしてしまったからだ。
豊かな自然の中での暮らしは、それ相応の危機が伴うということを、
身をもって知ったてから二年が経つ。
人間は必ず死ぬ。できれば自然な形で逝きたいが、
そうはいかないことがある。
さて、今日は、どうしても引きこもりからの脱出をする。
連れ合いは、準備をしっかり整えて、山野草を摘んで食べるという企画に
参加するために出かけている。
申し分ない晴天だ。何事もなく無事で家路についてほしい。