忘れないうちに・・・


えいやっと 文章書こうって思わないで

忘れないうちに 書きつけておくのがいいな

つい真面目に 頭の中で 瞬間 構想なんかを考えちゃうから

考えていたことが バラバラになる

思いついたとき 忘れないうちに書いておこう

ところで 私が教会へ行かなくなってから もう数年が経つ

その時以前に つまり具体的にはさらに5年も前に

洗礼を受けているから 私はクリスチャンだ

もともと不勉強で 聖書を暗誦するがごとく語る人など

私には 全く無縁だった

ただ 神を信じ イエスを受け入れた

それが すごく自然だった

生かされているという実感は 昔から持ってはいたが

生きる重荷で へとへとだった

そんなとき 重荷を持っているなら

私のところに来なさいなんて言ってくれる大きな存在が

私には ほんとうに しっくり心の中に入ってきた

私に洗礼を授けた一人の牧師がいる

その人が「愛」について語る時だって

私は素直に耳を傾けていたし

彼が語る「聖書」の言葉を実践しようと

なんというか それまでの自分を全部否定して

始めから 何かを積み上げてみようと本気で思って

これがまた 本当に実践できたのだ

なんと5年間もの間 私は黙々と自分と向き合って

自分の人生を総括していたのだと思う

でも そんな足取りに一つの区切りが付けられた

牧師のみならず イエスを語る「人間」への不信と絶望

それが 教会への幻想を捨てることになるきっかけだった

これには具体的には様々あったが 

見ないふりをするわけにはいかなかった

そうだ 教会は「人」を救えなかったのだ

聖書をよりどころに 教会へたどり着いた人々を

救ってはいなかったのだ

そんな光景を いくつも見ながら

私は 教会へ行かなくなった

でも クリスチャンである自分を忘れたことはない

人は 神に生かされていると思わなかった日はない

                  (未完)