体調は良くないけれど、なんとか、一日過ごせた
じめじめした梅雨は、いつもこんな感じになるけれど
家族にささえられ、家族を支え、一日一日、生き延びている
竹トンボを作り、きれいな色を塗って、秋に展示会に売りに行く準備をする連れ合い
深夜勤務の色々な問題を、帰るなり、いろいろ報告してくれる息子
アメリカにいる娘は、焦る心に、ほんの少しやられてしまっている様子
私は私で、次の火曜から学期末テスト、その間に色々な雑務
世の中は どんどん悪くなってゆく
もう どうしようもないくらいに 悪政が悪政を呼び
留まるところを知らない様子
こんな権力を 結果的に私達が生みだしてしまったという現実に
ただもう 気分が悪くなってくる
今日の私の不調も そんなところから来ているなと思う
強いものが 弱いものをけちらし踏みつぶしてゆく国
それを支える 蹴散らされ、踏みつぶされる多くの人々
権力というものは 被害者に権力の方棒を担がせるのだと改めて思っている
原発が再稼働され、憲法が改悪され、
それこそ ありとあらゆる悪行が
なされようとしているのに
この島の 朝から晩まで、真っ黒になって働いてきた中高年の
多くの人々は また必ず、権力に勝利を与えるのだろうと思うと
希望など抱きようもないが
最後まで 諦めないと力なく心に呟いている
