梅雨入りになった

この地域の最低賃金は652円
そこで 午前9時から午後5時まで働くと
実働7時間で 休みは1時間
1時間に652円だから
それが 7時間分となると4564円
さらに 1か月に25日働いたとして114100円
1人の人間が 1か月で114100円で生活するということ
それでは これが「一人暮らし」だと仮定して
生活にかかる費用を試算してみようとすれば
家賃が45000円
光熱費が25000円
ここまでの残りは44100円
食べなくては死んでしまうから 
まず食費は1日1000円として
1か月で30000円
残りは14100円
これで どうする
これで なにをする
着るものは  諸々の生活必需品は
病気になった時の医療費は
さらに こういう最低賃金
家族の何人かの暮らしを支えているとしたら
いやむしろ そのことの方が一般的だろう
貧乏人は 生きるなということか
貧乏人の1人として
こうした現実を 整理してみたけれども
今夜は もうクタクタで
明日の労働のために 眠らなくてはならない
ついさっき 大雨の中を
夜勤の青年は出かけて行った
青年も もちろんパート労働者だけれど