綺麗ということ

綺麗な色、綺麗な形、綺麗な音などと、

他にも色々な言葉に「綺麗」をつけることができそうだ。

こんなことを思う日々、最近、私は「綺麗」という言葉をよく使っている。

これは「容姿端麗」などとは、あまり関係がない。

「綺麗」はただ「綺麗」なのだ。

上品で、静かで、人の心を安らかにする。

例えば、猫が無心に眠っている姿なども、

綺麗な曲線を描いていて、その在り様そのものが綺麗だと思う。

綺麗は内側から、醸し出されるもの。

綺麗なものの周りは、綺麗な空気に包まれている。

綺麗なものも、人も、

無条件に、上品で、静かで、人の心を安らかにする。