人は死に、そして生きる。

隙あらば干からびそうになる言葉を、もっともっと磨いて、

微かな光から、よりより確かな光を、言葉それ自体を駆使する中で

獲得していく。

そうでなくては、自分の心が折れてしまいそうになる。

何も思わない愚かな人に、それでいて、権力をほしいままにする人に

勇気をもって、戦いを挑むには、それしかない。

こんなことを考えていると、涙が出てくる。