外は一面の銀世界。
喜んでいるわけではもちろんありません。
県道から少し山に入った我が家は、
それこそもう決死の覚悟で暮らす事態なのです。
まず、家から出られない。北国ではないのでと、
言い訳をしつつ、やはり危機管理が甘いというのは確かです。
例えば灯油を、もう一つの容器に予備として持っているとか、
二日くらいは籠城できるくらいの食品のストックを準備しているとか、
そういうのを、色々意識してやっておくことを
つい怠ってしまう我が家なのです。
それでも、午前中に、息子と連れ合いが、
灯油を買いに行くことができました。
昼は、連れ合いが買っておいたお餅を
焼いて食べることができました。
外は相変わらず雪が舞っています。
もう30センチになるでしょうか。
この寒さの中、屋根の下で生きられない人、
燃料費を節約しなくては生きられない人、
そんな人たちが、少なくないはずです。
特に冬の寒さは、貧乏な者たちには過酷です。
弱い立場の人たちを、支えられない政治など意味を持ちません。
我が家も、冬が来ると、燃料費が気になる生活レベルです。
なんとか、生き抜きますよ。
年をとって、悪天候に見舞われたりすると、
いろんな意味で、緊張感を持つことができますね。
明るさを、希望を、失わないこと。