陽光

朝起きると、外が明るい。

しかも、輝いている様子だ。

そこでカーテンを開けてみると、やっぱり、今日は晴天。

さて、どうしようか。

といっても、暇な一日が待っているわけでもない。

それなりに仕事に行き、それなりの仕事をしてくる。

目が覚めて、一日の始まりが、こういう平凡な展開だというのは、

実は、すごいことだと思っている。

ありがたい。

f:id:imaez:20181101172014j:plain


しみじみ、生かされていることを実感する。

こんなことをいうと、「老人」のため息のように聞こえるが、とんでもない。

こうした思いにいきついたのは、「老人」になったからこそだ。

「老人」は、しっとりと露に濡れた若葉のようなもの。

色々なものが見えるようになって、

心の在り様は、何ともすっきりとしてしまった。

もう一度、空を見上げてみよう。

眩しいけれど、目を大きく見開いて、

空の青さに、驚いたりしている。