2017年が終わります。

 外は曇り空です。ストーブの上のやかんが、しゅ、しゅって、

そればかりではなく、複雑な表現しがたい音を立てています。

その前で、チビスケが寝ています。

なんて平和な光景でしょう。明かりを消して、息をひそめて

権力の魔の手から隠れるようにしていなくても

今のところは、何とか生きていられるから、

それが、平和ということなら、なんと不気味なことでしょうか。

SNSを覗くと、多くの人々が悲鳴にも近いつぶやきを発信しています。

焦っても、どうしようもありません。

本当の所を言えば、ずっと焦ってきたはずでした。

政権の劣化、腐敗、暴力性等々、

何一つ希望が持てるような状況にはありませんが、

これが、現状の日本。

その一方で、多くの人々が 程度の差こそあれ、現政権に加担して

毎日を送っているというのも現実です。

何とかしたい。安倍政権をリーダーとする諸々の集団を退かせたい。

こちらの要求は、決して難題ではないはずです。

ただ、毎日を周囲の人たちと支え合って、誠実に事に当たり、

平和に生きていきたいという、当たり前すぎるほどの願いがあるだけです。