新年2日目・・・

 まだ書いていなかった年賀状を独り書く
 
 誰もいない 息子は出掛け 連れ合いも出掛けた

 古い家は部屋に日が入らない

 だから電燈はやはりつける

 その上 ストーブ一つで寒いから戸を閉める

 なんだか 部屋は暗くて

 引きこもりの心地よさだろうか

 夢とか 希望とかを 忘れたわけではないが

 現実は やはりそれを上回っているとも思う

 この島に生きて後2ヶ月半もすれば23年が過ぎる

 よく生き抜けたと思う

 怒涛の日々を ふと思い出していた